第10回定期演奏会
日時:平成5年(1993)10月10日(日・祝)
開演:午後3時
終演:午後5時20分
場所:天理市民会館
司会:松原康二,平田博三
指揮:米田道治
[顧問]米田道治,桑山 悟,高木 章,井上広子
部員[3年:17名 2年:21名 1年:12名 計50名]
【演奏曲】
☆第一部
「よろこびの翼」
「マーチ・エイプリル・メイ」
バレー音楽「ガイーヌ」より
序奏 バラの娘たちの踊り 剣の舞 収穫祭
*弦楽合奏 「調和の霊感」より 第4曲 ホ短調
「パッヘルベルのカノン」
★OBバンド
「ヴィクトリー・マーチ」
「ラプソディ・イン・ブルー」
「マイ・ウェイ」 独唱:平田博三
☆第二部
「グレンミラー・ポップス・オープニング・メドレー」
「アフリカン・シンフォニー」
「パーカッション・パレード・イン・ディズニーワールド」
「お楽しみメドレー特集」
「ウェストサイド・ストーリー」
☆アンコール
「晴れたらいいね」
「星条旗よ永遠なれ」
「ブラジル」

「第10回」という大きな節目を迎えたこの年のトップ・ニュースは,何といっても「OBバンド」の登場である。上記の演奏曲にあるのは,「第1回」の時の最初の曲と「第9回」での最後の曲である。そして司会は「第1回」の時に司会をお願いした『平田先生』。もちろん「マイ・ウェイ」の熱唱もいただいた。生徒たちも「第10回」という節目を強く感じて活動に励んでくれてとても嬉しかったのを覚えている。
上の写真は「現役部員とOB」のもの,「OBバンド」のものである。これまでにも,OBが一緒に記念写真に収まったことはあったが,こんなに大勢の連中が写ったことはなかった。同じ苦しい辛い,そして楽しい経験をしたもの同志が「第10回」という節目に集まってきてくれたのがとても嬉しかった。教師って「銭もうけ」はできないけれど,こうして立派に育っていく「人間」との出会いの機会が多い,貴重な職業だなと感じる。「もう楽器を吹くことなんかできません」というOBに「座ってるくれてるだけで十分だよ」とヨネダらしくないセリフを言ったことも記憶に残っている。ただ初の「OBバンド」でOBだけですべてのパートが埋まらず,現役の生徒も加わっての演奏だった。「それでいい」というこちらの側の余裕があったのが良かったのだと思う。次の年にはOBだけでの演奏ができるとは夢にも思っていなかった。嬉しい誤算だった。 集まってくれたみんな,ありがとう!

「山本リンダを誰にさせよう?」Wくん,Iくんが「一年やあ!」と言った。「言った本人が責任を果たさないといけないな」ということで,異例の3年生による踊りがなされた。永遠に思い出に残る・・・よね。『象さん』も良かったなあ。
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