2004年三月の日記帳

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[31日:水曜日]
 26日からカミさんの実家に出かけ,一昨日戻ってきた。丹後半島をぐるりと一周し,一泊してゆっくりと過ごしてきた。温泉にもイヤというほど入ったし,なかなか有意義だった。途中,昼食で入ったレストハウスの従業員の対応が悪く,家に戻ってからHPを探しだし,クレームのメールを送っておいた。そのくらい腹が立つ出来事だった・・・・かなあ??
 きょうで今年度が終わった。いま夜の九時半だが「ヨネダの車」の出動要請はまだ来ていない。このまま明日になって欲しいと思ってしまうのは,心の底から「生指部長」になってしまっているのだろうか(いや,そんなはずはない!)。
 久しぶりの日記なので,あれも書こう,これも書こうと思っていたけれど,いざイスに腰掛けると思うように文章が出てこない。それでも何とか書こうと思っているのは31日だからか??

 そうそう,きょうは息子を愛知県長久手町まで送って行って来た。乗り心地の良い車に乗るようになったけれど,それって実はとても危険なことである。前の車であればスピードが時速百キロを超えると室内は騒音でいっぱいになり,車体の振動もかなりのものだった。スピードを身体で感じることができたから,危険を察知することが簡単だった。ところが今の車は,上等すぎて,知らないうちに時速百二十キロくらい出てしまう。きょうの名阪国道はトラックもガンガン走っていたから,ついついそれに追随してしまうのである。でも普通の声で話をしても会話ができるし,車体の揺れもない。スピードメーターを見て驚くことばかりだった。
 きょうの行きはそんな調子で速かったけれど,帰りは恐くなって,極力スピードを抑え,平均八十キロくらいで帰ってきた。この方が精神的な疲れは極端に少ない。運転しながら気がついたことなんだけれど,これまでの私の運転が静かで落ち着いていたのは,車がボロだったおかげだったんだ!! 
 運転するみなさんは気をつけて下さいね。がんがんスピードを出して走れることが上手な運転とは限りません。たまたま運がよくて事故に遭わないだけかもしれないのです。昔,知り合いのタクシーの運転手さんが言っていたのを思い出す。「安全運転っていうのは制限速度の8〜9割で走ること」・・・でも,私は名阪国道を60キロで走ることは・・・・できません!!

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[25日:木曜日]
 掲示板をしばらく閉鎖することになった。以前から,掲示板を作成して運用してくれていた卒業生から,事情により24日で閉鎖します,と言われていたのだが,とても忙しくてデータを移設することができなかったのである。また,時間に余裕ができたら「新設」して再開する予定である。最近,書き込みも極端に少なくなっていたし,またここらで休養するのもいいかなと思っている。
 明日から,カミさんの里に帰ってゆっくりしてくる予定だ。29日に天理には戻ってくる予定だけれど,しばらく遠ざかってしまうことになる。たまにはいいだろう・・・・ではまた。
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[24日:水曜日]
 厳密には今月末までが今年度なんだけれど,ひとまずは修了式が終わり,ホッと息をつくことができた。何やかやと夕方まで忙しくて,この三日間ほどは部活動の練習にも顔を出すことができていない。たいへん苦しい辛いことだけれど・・・生徒たちはホッとしているかもしれないなあ。
 前にも書いたことだと思うけれど,今年度,吹奏楽部を退部したものはほとんどいない。悩んでいる生徒はいるけれど,何とか初心を貫いて欲しいと考えているのでジッと待っているわけである。悩むことも苦しむことも大切なことだ。こうした時期に前向きになることが難しいことも心得ているつもりである。それでも・・・・と思う私は意地悪なのかもしれない。でも絶対に後悔はしないはずだ。続けて欲しい。
 明日は新入生保護者会があり,生活指導部長として話をしなければならない。四日ほど前から体調がとても悪く,今は最悪の状態だ。この冬,風邪をひいたのは四回目くらいになるだろうか・・・ずいぶん虚弱になってしまった(笑い)。また大事な時にひどい風邪をひいている。明日もしかりである。ふだんから「どうやって手抜きをしようか?」と考えているバチが当たってしまったかな(笑い)。でも笑っていられるくらいだから,ヒドイ風邪ではないかな?
 何はともあれ,何とか無事に「修了式」を迎えることができて喜んでいる。神様に感謝することしきりである。来年は活躍しなくて楽ができますようにと今からまた「手抜き」を考えるヨネダである。
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[22日:月曜日]
 きょうで今年度の私の授業はすべて終わった。毎年思うことだけれど,もっと多くのことが伝えられたのではないか,もっとたくさんの曲を紹介できたのではなかったか,もっともっと歌を歌えなかったのか・・・と後悔してしまう。授業の時間は限られているのだから,多くを望むことはできないのだけれど,欲張りな私はそれでは納得できない。期末考査の「一年間の感想」を読んでいると,いろいろな曲や音楽を鑑賞できて良かった,というものが大変多い。音楽は好き嫌いが人それぞれだから,自分が興味を持っていない音楽に接することは「音楽の授業」くらいしかない。自分の知らない世界がとっても広いということに気づくことは大切だと思う。
 15年くらい前,まだ教科や吹奏楽のことについて,自分なりに一生懸命に勉強していた頃に思ったことがある。
 「知らないことがどんどん増えてくる」
正確にいえば,それまでは知らなかったことなのだが,勉強を進めていくうちに,どんどん新しいことを発見できた,知ることができたということである。中には,「こんなことも知らなかったのか・・・」なんて発見もあったりして楽しかったものだ。
 教育の世界でも,「知らないことに気づく」とか言ったりする。「わからない箇所がどこであるかがわかるようになる」とも言う。今の歳になってくると,「知らないこと」や「わからないこと」は知っている人に尋ねればよい,ということもわかってくる。若い頃は,「そんなことも知らないの!」と思われるのがいやで「知ったかぶり」をよくしていた。でもそれで多くの損もした。
 生徒にも言うけれど,「知らないこと」は悪いことではない。「知らないこと」をそのままで放っておくことが悪いことなのだ。まだまだ,これからも「へーーーっ!!」と思うことにたくさん出会うだろうけれど,それを楽しみに活動していきたい。
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[19日:金曜日]
 いよいよ今年度も大詰めを迎えている。週が明けてあと三日間行けば修了式である。いろいろとあった一年だが何とか体調も大きく崩さずに通らせて頂くことができてホッとしている。実は・・・まだまだ忙しいのだけれど,まあ何とか終えることができるはずだ。ここのところ日記に穴が開くことが多くなってきてしまっている。ちょっと残念だけれど,何も自分の首をこれ以上にしめることもない。もとから私は自分の首をしめることが多いから,このくらいいい加減な方が良いかも知れない。
 このホームページを立ち上げるときも,人に頼むのではなく,自分で創りたい・・・と思ったくらいだからなあ。一時期に比べたら,「何とかしなければ!」という強迫観念のようなものは大きく減ってきている。歳をとってきて焦りが少なくなってきたのかも・・・でも十年くらい前のギラギラしたエネルギッシュな自分も懐かしい。
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[17日:水曜日]
 夕方から天理教音楽研究会の練習場で「ミニコンサート」が行われた。今回は,昨春,愛知芸大に入学した息子が先輩たち4人と一緒に天理まで出てきて,同じ音研出身で京都芸大卒業のチェロの先輩とともに,「アンサンブルの夕べ」を行ったのである。これは何を置いても行かねばと駆け付けた。息子以外の五人は大学院に行ってる方一人と,他の方は大学を卒業された方々。うちの息子はまだ一年生のヒヨッコ。
 まずは作曲科の方のピアノ即興演奏。以前,「せっかく来て下さるんだから,本部の朝づとめか夕づとめに参拝してもらって,その印象を即興で演奏してもらったら・・・」と息子に伝えていた。言った通り昨日の夕づとめに参拝したらしい。未信者の方たちなので衝撃的だったらしい・・・なかなか素晴らしい演奏だった。「作曲科」という例が音研にはいないに等しいので,きょうの演奏を聴いた人は儲けものっだったと思う。譜面を用意しておられたが,おつとめの旋律をメモしていた程度だったらしい。終わりまで飽きずに緊張して聴くことができて良かった。
 そして,メンデルスゾーンの「弦楽四重奏曲op.13」とシューマンの「ピアノ五重奏曲op.44」。しっかり弾くことができる若い学生たちの演奏は生き生きしていて本当に良かった。もっと響きの良い部屋だったらもっと良かっただろうと思う。元気が出てくる演奏で素晴らしいものだった。14日の日記にもコンサートに行った感想を書いたけれど,心洗われた感じである。
 音研の先生も「また来てね。良かったよ。」と仰って下さった。息子がメンバーに入って演奏していることはとても嬉しかった。しかし,それ以上に未信者の方たちを連れて帰ってきてくれたことの方が数倍嬉しかった。私も学生時代,何人かの未信者の方を連れて来たことがあったんだけれど,同じことを,しかも,演奏まで披露してもらえたことが嬉しかった。また,来ていただいて是非演奏をしていただきたい。ありがとう!
 実は彼らの目的はもう一つある! 「ラーメンを食べること!」。ラーメン大王(なんて言ったら怒られる??息子よ許せ!)の先輩がいて,「彩華ラーメン」を食べに・・・昨夜は「無鉄砲」で食べて・・・まあ,若者らしくて良い! 彼らの今後の活躍も祈りたい! 何度も繰り返すけれど,きょうは本当にありがとう!
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[14日:日曜日]
 11日,12日と卒業式直前のせわしい時期に,夜,実はコンサートに出かけてきた。
 11日は京都コンサートホールに行き,天中の卒業生がソロをするバイオリン協奏曲を聴いた。また,初めてブルックナーの交響曲も聴いた。ナマの演奏は何にもまさる素晴らしさを持っている。ホールの響きも良いし,演奏も緊張感が持続していてとても良かった。心が洗われるというのはあのようなことを言うのだろう。ブルックナーは一時間もかかる長編だったけれど,長さを感じさせないとても良い演奏だった。家族四人で聴きに行ったんだけれど,同じ感想だった。私は一応音楽の先生なんだけれど,聴く耳は私が最も劣っているので,ちょっと自信なさげに言ったんだけれど息子たちもカミさんも同じだったのでホッとした(ちょっと情けない??)。
 12日は「歌の演奏会」で伴奏をしてくれたSさん(私が天中で初めて三年の担任をしたクラスの卒業生!)が二曲ピアノを弾くので聴きに行った。ミスは目立ったけれど,演奏の中身は随分大人になっていて満足して聴いていた。また何よりも積極的に演奏の機会を持ち,それに挑んでいく姿勢が印象的だった。努力することの大切さを教えてもらった。他の出演者の方の演奏も素晴らしく,満足して家路に着いたのだった。
 どちらの演奏会も卒業式の直前で,何かトラブルがあれば行けない状態だったんだけれど,行くことができて良かった。本当はもっともっと良い演奏を聴かねばならないのだけれど,なかなか重い腰(頭ではない!)が上がらない。情けないことだけどなあ・・・
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[13日:土曜日]
 卒業式が終わった! 毎年,心から感心するけれど,天理中学校の卒業式は大変素晴らしい。「素晴らしい」の中身を上手に言葉で表現することは私にはできない。しかし,誰に見せても恥ずかしくないし,誰にでも自慢できるものだと思っている。
 一言で言えば「厳粛」「荘厳」「荘重」・・・少なくとも「今ふう」のチャラチャラしたもの,柔らかなふ雰囲気なもの,「卒業生を送る会」などというものとは対照的なものである。しわぶき一つ,はばかられるような中で淡々と進む,担任の呼名と生徒の「ハイ!」という返事。BGMもない。来賓や教職員,在校生全員,そして卒業生の保護者が見守る中で,淡々と進む式典。「呼名」は約20分間かかる。その中で「ハイ!」という一人ひとりの声を,会場にいるすべての人が集中して聞いている。
 うちの子供の「ハイ!」,世話になった先輩の「ハイ!」,運動会で教えてくれた先輩の「ハイ!」,一緒に三年間頑張った友だちの「ハイ!」・・・・卒業生の一人ひとりも「ハイ!」の一言にすべての思いを込める!!「お母さん,お父さん,ありがとう!」「先生ありがとう!」「おれ,頑張ったよ!」「後輩たち,あとは任せたよ!」「天理中学校ありがとう!」
 私は今年は担任でもなく,学年主任でもなく,卒業式では一言も発する機会はなかった。しかし,それまでの仕込みの段階で,これでもか,これでもかというくらい気合いを入れたつもりだった(だから余計に寂しい!!)。昨日の予行での「ハイ!」は余りにもひどかった,と言うよりも情けなかった。こいつら本当に天中生なのか? 今となっては笑い話だけれど・・・・
 「答辞」は途中から感極まった生徒が泣きながら語り続けた。名演だった。多くのすすり泣きが聞こえていた。生徒だけでなく来賓や教職員までもが同じような感激を味わっていたに違いない。「仰げば尊し」が歌えなくても仕方がないなあ・・・と私は思っていた。すると彼らは最後の最後で,また私を裏切ってくれた。素晴らしい卒業生の歌声だった。それに呼応するように在校生の声も素晴らしかった(昨日の完璧なまでの逆!)。「やまさかや」も素晴らしかった。そして・・・卒業式は終わった。お前たちのために俺は編曲なんてしんどいことはやらん! そう決めていた私だったが,準備を整えておいて良かった!! 私が編曲した音楽で卒業生が退場。当然,私も在校生と一緒に大きな声で歌った。
 あの生徒たちも,最後はしっかりと「天理中学校の生徒」として立派な卒業式の主役をつとめて,194名が卒業した。ようやく肩の荷が下りた感じで疲れがどっと出てきている感じである。最後の最後で裏切ってくれた彼らに,心から「ありがとう!」「卒業おめでとう!」と言いたい。でも本当はちょっとさびしい・・・
 この卒業式を見て,一年生も本当の「天中生」になる!何年か前から一年坊主たちに言ってきた言葉だ。さあ,頑張れよ!明日の天中を背負っていく在校生たち! 私はあと十年で定年を迎える。せめて,その間,「天中の卒業式」が変わらないでもらいたい!(もちろんずっと変わらないでもらいたいですが・・・)
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[12日:金曜日]
 いよいよ明日は卒業式。今回は三年生の集団指導という立場で動いていた関係で,「仕込み」をさせていただいた。昨年,一昨年と在校生として卒業生の動きは見ているものの,見るとやるのは大違いということがわかったかなあ・・・今週の始めから体調が悪いにもかかわらず精一杯の気合いで練習してきたつもりである。きょうの「予行」が終わって私の仕事はおわった。いや,明日の直前指導があるかな? たとえ風邪で休むことになっても後は何とかなるだろう。
 きょうの予行のデキは・・・・だった。しかし明日は本当に最後の一日。しっかりとやってくれると信じている・・・いろいろなことがあったけれど,最後には「やっぱり天中生だな!」と思わせて欲しい。卒業おめでとう! 明日は頼んだぞ!
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[10日:水曜日]
 部活動送別会が午後から行われた。例年,吹奏楽部の送別会は長時間かかるんだけれど,今年は最も遅くなった。高木先生は体調最悪で始めと終わりだけ参加。私も卒業式の練習で寒い所に長くいたためか,風邪のひきかけ・・・・私も出たり入ったりの送別会になってしまった。申し訳ない。
 毎年思うことだが,吹奏楽部って本当に大変なクラブである。活動時間は長いし,精神的なプレッシャーも大きい。いろんなヤツが揃っているから人間関係で悩む者もいるだろう。そして思っているよりもずっとキツイ。「親里パレードを見て私もパレードがしたい」と入部してくる生徒も多いが,見るのと実際に歩くのとは大違いであることに気づく。
 しかし,一年生も三年生も同じ舞台に立ち,一緒にパレードし,スポットライトを浴びることができる。人の前に出て拍手を一度もらってしまうと,もう離れられなくなってしまう。自分が努力した分,たくさんの人に喜んでもらうことができるし,自分が得る喜びも大きくなる。同じ苦しみや悩み,喜びや感動を共にした「なかま」は本物のなかまである。きれい事だけではない,重たい大切なものを得ることができる。本当に素晴らしいクラブである。
 部活動はいったん入部したら何が何でも続けなければいけない。切っ掛けは人それぞれだと思うけれど,自分の意志で入部を決め,親とも相談して入部したのである。途中でイヤになったから辞めるなんてことを,私は簡単には許さない。逃げることは絶対にいけない。きょうも三年生たちが一言ずつ語る場面があった。誰もが一度は「辞めたい」と思っている。しかし,続けることができた。これは続けた者にしかわからない大きな宝物である。今の三年生も何人かは途中で退部してしまった。本当に残念だ。「途中で辞めてしまった」ことを心のどこかで気にしているはず?? 吹奏楽部は厳しいクラブだけれど,誰にでもできるクラブでもある。練習さえ真面目にしていれば,ある程度は吹けるようになるし,そうでないと困る・・・・
 これまでに何人もの卒業生から,「あの時に辞めなくて良かった。先生,ありがとう!」と言われたことがある。辞めたいと思っている生徒には残酷なことかもしれないけれど,絶対に「良かった!」と思って卒業できると私は確信している。
 この「送別会」を迎えることができた21名の三年生諸君,本当によく頑張ってくれた。ご苦労さま!
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[7日:日曜日]
 きょうの午後,五年前の卒業生の学年同窓会が行われ,当時担当だった私も含め,教員六名の一人として出かけてきた。まず部屋に入るなり,彼らの勢いに圧倒されてしまった! これから活躍していく連中の多大なエネルギーに,枯れていく一方のおじさん教師の面々は面食らうばかりだった。
 隅っこの方で私が担任した五組の連中のかたまりがあったので,思わずその輪に加わってしまっていた。懐かしい話に花が咲き,お茶を飲んで腹をふくらませて帰ろうという私の初志は崩れてしまった。チューハイを飲み,大声で当時を懐かしんで話し,持参した「学級通信」をネタにして,楽しい時間を過ごすことができた。本当に嬉しい時間だった。卒業式の練習も気になってはいたが,ダメだった(笑い)。 でも7〜8名がいただけ。女の子は三人しかいなくてちょっと残念。「クラスの同窓会をせーーよ」という私の提案に何とか同意を示してくれたけれど,さて??? 期待してるんだけどなあ。
 このクラスの担任をして以来,私は「副担生活」が続いている。それまで十一年間担任を続けてきて,しかもその半分は三年生の担任だったので,休憩させて欲しいと申し出たのを受け入れてもらったからである。一年休憩して,次の二年間は学年主任。一年間休んで現在は生徒指導主任。副担といってもただ遊んでいるわけではないのだけれど・・・だから余計に「3の5」の連中には愛着を持ってしまうのかもしれない。彼らはこれからどのように成長していくんだろうか?本当に楽しみである。人生の中で最も勢いのある今の時期,しっかりと頑張って欲しいと願わずにはいられない。
 きょうは楽しいひとときをありがとう! また頑張る気持ちが出てきた感じだよ。
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[4日:木曜日]
 期末考査の私の分の採点がすべて終わった。まだ明日にテストがある先生には申し訳ないけれど,何だかホッとしている。しかし,これですべてが終わったわけではない。これからが本番というべきだろうか。
 明日から部活動が再開される。卒業式までちょうど一週間,いろいろな曲に取り組まねばならないのだけれど,とっても心配だ。何曲か,しなければならない曲があるんだけれど,さて??? 明日は期末考査の終わる日だから,徹夜に近い勉強をしているはずの生徒たちを休ませてやりたい気もするけれど,現実を考えると思い切って休養日にするわけにもいかない・・・辛いところだ。でも,卒業式で音楽を担当する部としては甘えることは許されないこと。本当は私が休みたいのかもしれないけれど・・・
 さあ,がんばるぞーー!
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[3日:水曜日]
 1〜3日まで「門出の集い」が実施された。三年生の,進学先が決まった生徒が参加する二泊三日の合宿である。少年会の主導で行われる研修会で,三日目の午前中に,天理市内の幼稚園や保育所に分かれて行き,スポンジ人形劇を行うのである。「門出」というのは,少年会員から育成会員への「門出」である。「育ててもらう側から育てる側へ」の節目にあたるのが今の時期なのである。今年は学校のことがあって私自身はどの会場にも見に行くことはできなかった。しかし例年,やんちゃな連中が大勢の子供たちを前にして,学校では見せないような緊張した姿や表情を見せてくれる。今頃は三日間の出来事を思い出しながら,世話をしてくれたカウンセラーのことを思い出したりしている連中もいることだろう。
 中学校の教師になってまもなく丸21年になる。私も歳を重ねてきて,「15歳」の節目の重さが理解できるようになってきた。人のためになれる人に育って欲しい。人が喜ぶ姿を見て,自分自身も喜ぶことができる・・・そういう人に育って欲しいと願っている。三日間ご苦労さん。今晩はゆっくりと休みなさい・・・・
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[1日:月曜日]
 三月になった。昨日も書いたんだけれど,実は今,とっても忙しい。日記どころの話ではないんだけれど,月始めから書かないと,今月はダメになってしまいそうなので,少しだけでも書いておく。また,明日は泊まりで行かねばならないところもあるから・・・明日からは1〜2年生の期末考査が始まる。また採点地獄がやってくると思うだけでゾッとしてしまう。その上に「編曲」。しんどければやめれば良いのに,悩みつつもやろうとしているから・・・バカと言うか,お人好しと言うか。
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