2009年5月の日記

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【31日:日】   『久しぶりで〜〜〜』

 先週は火曜日に天理,水曜日に名古屋で息子のリサイタルがあり,直接関係のない私もかなり忙しい時間を過ごさせてもらいました。特に名古屋では,私自身の知り合いにも声をかけたので,本当に久しぶりに顔を会わせる友だちもいて,疲れたけれど大いに充実した時間を過ごさせてもらいました。

 きょうは朝からコーラス部の練習。来週の日曜日にある「歌う一手一つ」に何とか出演したいと思って,数は少ないんだけれど,何とか練習しています。中間テスト前までは正規の部員二人だけで活動していたのですが,考査を機に少し活動し,何とか「六名」で出演できそうな感じになってきました。少なくても天中生だけで舞台に乗る,ということが目標だったので,ちょっと先が見えてきたような感じがしています。でも,,,本番を迎えるまではわからない??

 そして昼前からたまっていた仕事。実は次の金曜日に,奈良県の中学校の音楽の先生の集まりである研究会が天理中学校で開催されるのですが,「公開授業」をさせてもらえることになりました。こうやって授業を公開するのは十年ぶり以上になるかなあ・・・昔は県の大会や近畿の大会で「公開授業」をしたこともあったんだけれど,ここのところ,,,,,久しぶり過ぎて,ぼちぼち緊張を感じるようになってきました。

 昨夜,ある卒業生からメールが届いており「時々HPをチェックさせてもらってます。元気そうで何よりです」という内容。
 時々は,この日記にも綴っておかないといけないなあと思って,早速,きょう,書いているわけです。

 さあ,今週は「公開授業」で気ぜわしくなるなあ〜〜〜〜 がんばろ〜〜〜!!
 


【21日:木】   『息子のリサイタル』

息子が天理で初のリサイタルを行います。 どうか会場に足を運んでやってください。 よろしくお願いします。

『米田誠一 & 重左恵理 デュオ・リサイタル』

5月26日(火)午後6時30分開演 天理市文化センター

入場料2500円(とチラシにはありますが『1500円』で扱ってます)

《プログラム》
 ♪「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」  第5番 ヘ長調「春」 (ベートーヴェン)
 ♪「4つの小品」            (スーク)
     
    [ 休憩 ]

 ♪「委嘱作品」             (北方寛丈)
 ♪「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」 イ長調         (フランク)
 
 

宣伝の仕方がわからず,本当に夫婦でボチボチと売ったり配ったりしていたんだけれど,気がついてみると,手元にはたっくさんのチケットが残っていて・・・・

実は5月14日,伴奏者の出身地である函館で,息子にとって文字通り初めての「リサイタル」を行いました。
本当に偶然なのですが,修学旅行の三日目,15日のことでした。

函館の班行動で生徒たちは活動していました。私は市内のある「資料館」で,そこを見学する班のチェックをしていました。すべての班が通過したので,私も見学。見学を終えて外に出ると・・・・なんと,そこにいる,息子と伴奏者,伴奏者の方のピアノの先生の三人と出会ったのです!

話を聞くと,市内を車で走っていると「天中生」が通ってるのを見かけた。「米田先生,知ってる?」と聞くと,(ちょうど私のクラスの生徒だったみたい!)場所を教えてくれたから,来てみた,,,,とのことだった。 あまりに突然で,あまり話はできなかったけれど。。。。 飛行機が夕方に一本しかないから,その時間待ちで・・・ということだった。 それを切っ掛けに,会場となった「金森ホール」に足を運び,無理にお願いして,会場の中を見せてもらったのだった。。。。

そして,26日は誠一の故郷である「天理」での公演。 27日には,二人の活動の拠点である名古屋での公演が開催されることになっているのだ。

たいへんな「私事」なんだけれど,よろしくお願いします。 チケットは当日も1500円で扱っていますので。。。。。
 

【17日:日】   『パーティ』
きょうは卒業生の集まりである「OB会:紫音」が主催してパーティを開催してくれた。吹奏楽部の担当からの外れ方が・・・だったので,そういう会は遠慮したかったんだけれど,,,,いつまでウジウジしててもダメだし,一つのケジメをつけるためにも甘えてしまおうかなあと考え,カミさんも一緒に出かけて来た。

第一回定期演奏会に出演していた連中もたくさん集まっていて,懐かしい思い出話に花を咲かせたり,本当に久しぶりに会う,中には卒業以来ほとんど顔を見てないような卒業生も来てくれていたりして,楽しい時間を過ごすことができた。 中には「いろいろな事情」のある部分を知っている卒業生もいたりして,複雑な気分にはなったけれど,次第に「わだかまり」が薄らいでいくような感じもした???
 

六十名ほどの卒業生が集まってのパーティなんて,気恥ずかしくて困ったけれど,アッという間に時間がたってしまってもっともっと時間が欲しいなあと感じたのだった。 また,これで一歩,新しい世界に踏み出すことができるような気持ちになった。。。が,それは吹奏楽部から離れて行くことでもあるわけで心中は複雑だよなぁ〜〜〜〜 卒業生の中には,上の方のOBに遠慮してなかなか声をかけられない人もいたようだけれど,ゴメンなさい! また,学校に顔を出してくださいね。私の居場所は,OBの居場所でもあるのですからね。遠慮するな,と言ってもしないわけにはいかないだろうけれど,誰もこないと私はつぶれてしまうかも・・・ですよ(笑)
 

明日は修学旅行明けの「しんどい日」なのですが,日記を書かずにはおれず,書いてしまいました。書いているうちに日付が変わってしまって!!!なのですが,ご容赦ください!

きょう,駆けつけてくれた卒業生のみなさん,ありがとう!  手紙や電報ををくれたり,電話をしてくれたりしてくれた卒業生のみなさん,ありがとう!
新しいヨネダを見てもらえるよう,がんばろうという気持ちにさせられてしまいました。みんな,本当にありがとう!
 

【8日:金】   『卒業生の子どもたち・・・』

きょうは「参観日」「給食試食会」「おやこひのきしん(=今は回廊拭きしてます)」の日だった。

給食を食べようと思い,職員室に入ろうとすると,「先生!お久しぶりです!」と声をかけてくれたお母さんがいた。天理中学校に着任した最初の年に,副担任で受け持った卒業生だった。中学時代は吹奏楽部ではなかったんだけれど,高校に入って吹奏楽部に入った人だった。

「先生,止めはったんですね・・・」ストレートな突っ込み。 十分ほど職員室の前で立ち話。

「うちの子が吹奏楽部に入部したんですけど,米田先生がいないって聞いてビックリしたんです」とのことだった。

あとである先生から聞いたんだけど,○○くんの子ども,△△くんの子も,うちのクラスにいますよ,,,,って。

ちょうど着任したころの卒業生が親になって,その子どもたちが入学してくる時期になっているんだなあと実感。来年,再来年に入学してくるってのも耳にするし,,,,,,とても残念な気持ちだ・・・・・・

そういう時期に入ろうとする時に,いきなり・・・・卒業生たちに何と言って謝ればいいのかなあ。。。。。

その,声をかけてくれた卒業生には「すべて」を話して理解してもらえた。また,逆に励まされて,,,,
こんなことされたら,がんばらないわけにはいかないよなあ。。。

でも,卒業生たちの子どもたちを吹奏楽部で教えたかったなあ・・・つらい!
 

【7日:木】   『過日の連休は・・・』

 3〜5日の三日間,いろいろなジャンルの演奏会に出かけてきた。「三」日間と「三」昧が重なったのは偶然(笑)

まずは三日。『なにわ・オーケストラル・ウインズ」の演奏会。
ふだん,全国のプロのオーケストラで活動している管打楽器奏者が,年に一度集まって行われる「吹奏楽」の演奏会。昨年,突然行く気になり,知り合いに無理矢理頼んでチケットを手に入れて,聴きに行ったのだった。いっぺんで大ファンになってしまったのだった。今年は年が明けてからずっと頼んでいた。

上手なのはプロだから当たり前。ふだんオケで十分に吹けないからか,三時間を越えるコンサートなんだけれど,みんなが実に楽しそうに吹いている。ふだんのオケのコンサートの何倍もの時間,吹き続けていて大変だろうと思うんだけれど・・・・年に一度のお祭りだからかもしれないし,リーダーの金井さん(大フィル)と丸谷明夫先生の持つ『雰囲気』がその後押しをしているんだろうなあと感じる。

突然の丸谷先生の『無茶な要求』にも,十分以上に応えられるのもプロの技!

また,どんな要求をされても一人ひとりの奏者がきちんとバランスをとりながら素晴らしいアンサンブルがなされるのは,さすがプロ! と感激させられる。

そうしたプロの技を否定する輩もたくさんいるけれど,良いものを吸収できる「チャンス」を,むざむざ放棄するなんてバカのすること,と一喝したい!!
 

四〜五日は名古屋フィルの追っかけ。そう,所属している息子を,カミさんと二人で・・・・・長野県飯田市まで出かけて行った。
天理から中央高速自動車道の飯田まで「1000円」だった!! すごいなあ,ETCって!
 

四日は,クラシックのポピュラーな曲のコンサート。
聞き慣れた曲が生演奏で聴くことができてとっても嬉しかった。こんな演奏会を中学生に聴かせてやりたいなあと思いながらの演奏会だった。

五日は,同じ名古屋フィルなんだけれど,ポップス・ディレクターのボブ佐久間氏による演奏会。「編曲ってこんなこと」ってのを解説を交えながら実際に音を出してくれたり,映画やディズニーなどの名曲メドレーの演奏。肩の凝らない楽しい演奏会だった。

プログラムを見ると,二日から五日まで「音楽祭」が行われており,その間に,楽器別のクリニック(管楽器・弦楽器・打楽器をプロの人たちが指導する),指揮者の研修,編曲の講座,クリニックやレッスンの発表会などが行われており(これらは20年前から続けられていたらしい!),今年初めて,プロのオーケストラ(今年は名古屋フィルハーモニー交響楽団)を招聘して,二日連続での演奏会が開催されたとのことだった。天理の町では考えられないような「夢の世界」が山奥の飯田市で行われていたのだ! 
 

長野県ってのは山ばかりの県なんだけれど,教育にはとても熱心で有名なところだ。また音楽文化の土壌もあり,松本では毎年夏の終わりに「サイトウ・キネン・フェスティバル」が開催されている。

飯田市文化会館にもたくさんの小中高生が来ていたけれど,プロのメンバーとの触れ合いは貴重な経験だったにちがいない。それで「音楽家になりたい!」という夢を持つ子どももきっといるだろうと思うと,何だかうれしい。 また,そういう機会を子どもたちに与えようとすることができる「人たち」を心から尊敬する。
 

一昨日,終演後,六時半ごろに飯田を出発。娘がいる神戸まで車で走った。途中,予想通り渋滞にははまったけれど思っていたよりは早く,夜中の十二時頃に到着。三日間で800キロほど走るという無茶なことをしでかした,しかし,大いに充実した三日間だった!

きょうの久しぶりの「お仕事」は大変だったけれど,思いっきり熱心に(?)働いた!!