2008年2月の日記帳

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 [24日:日]   【恐怖!!】
 22日は大学に通ってる息子の演奏会,そして,23日は愛知芸大のサテライト講座で息子の先生が講座を持たれるので,それを受講しに,名古屋に行ってきた。 22日の帰宅は11時半,23日は夜中の零時半の帰宅。。。。さすがに疲れた〜〜〜 
 23日の帰りはひどかった。 
何が? ものすごい吹雪の中を東名阪自動車道〜名阪国道と帰ってきたのである。東名阪は夕方から猛吹雪。きのう新しく「新名神高速道路」が開通した影響もあったためか,亀山から四日市までの十五キロくらいが大渋滞。おまけに吹雪。猛烈な雪と猛烈な風。。。帰ることができないかもしれない,と感じながら名古屋に向かった。 

 帰りは思った以上に悪条件!! 
長島あたりから本当に『猛吹雪』,車も何度も流された。おまけに雪が道路を白くしてしまっていて,道路脇は積雪。四日市東I.C.のあたりで,私の前を走っていたトラックが,変にブレーキを踏んだからか,回転を始めて,上下線の境のガードレールに何度かぶつかって,逆向きに停止。幸い,みんなが吹雪のためにゆっくり走り,車間距離もあったため,巻き添えを食う車はなかった。私の前,といっても百メートルくらいは車間距離をとっていたので,ブレーキは踏まず,まずエンジンブレーキでスピードを十分に落としてから,ブレーキをそっと踏んで停止。余裕をもって止まることができた。 

 亀山S.A.で休憩したけれど,そこも猛吹雪。トイレにいくだけで雪だるまになった!! 

 そんな悪条件の中でも帰宅しようという気持ちが強く,出発。関のあたりは雪が真っ正面から車に突き刺さってくるみたいで道も十分に見えなかったけど,『勘』が冴えていてガードレールとお友達になることはなかった(笑)関ICの西側にトンネンルが二つあるんだけど,トンネンルの手前で止まってる車も多かった。すべったらまずい,と考えてシフトダウンして「2nd」でGo。一つ目のトンネルを越えたところで『停止』。1620Hzのかすかな情報を聞いてると私の少し前あたりで事故があったみたい。30分ほどで動き出したけれど,百メートルくらい先で三台の車がアッチコッチ向いて止まっていた。かなり凹んでたのも・・・巻き添えを食わなくてよかった!! 

二つ目のトンネルを越えたあたりから「普通」の少し道に雪が積もってる程度になったので,かなりのスピードを出せるようになった。東名阪では30キロ,関ICから西は20キロくらいのスピードだったから,60キロがすごく速く感じられた。 

 結局,九時前に名古屋を出て,帰宅が十二時半。。。命があって良かった!!きちんと神殿に寄ってお礼を申し上げてきました!! 
 「恐怖体験」を吐き出しておかないと寝られそうにないので,遅い時間になったけどがんばりました。 

 実は私がふだん乗ってるシャリオは「スタッドレスタイヤ」なのですが,きょうは一人で行くからもったいないと,カミさんのヴィッツ(ノーマルタイヤです!でも幸い新しく買ったところ)で行ったのでした。あ”〜〜〜〜恐かった〜〜〜今度からは「もったいない」は無視することにしようっと。。。 

 ちなみに名古屋について,会場入りしようと階段を上って,あと十メートルくらいで扉というところで,突風?? 私の大きな重たい身体が,その風で持っていかれそうになりました。頭が大きいから?? こんな『風』を経験するのも初めてのこと。何ていう日だったんだ???

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[17日:日]   【お日さま】
 部活動を終えて「もう5時なのに明るくなったなあ」と感じていた。真冬なら,天気が悪ければ,5時は真っ暗だったことだってあった。いつのまにか「春」はそこまで近づいてきてるんだなあと実感。そして帰宅。
 家の前に着いた時,5時30分を少し過ぎた頃だったかな。。。ちょうど西の空を見ると素晴らしい夕陽。葛城山と二上山の中間くらいに夕陽が沈むところだった。思わず車の中からお日さまを眺めていたのだった。このところ寒く冷たい日々が続いてた上に,お天気もスカッと晴れることが少なかったから,あんな明るい夕陽を眺めたのは久しぶりだったような気がする。「とても良いもの」を見ることができたようで嬉しい。お日さまが隠れた後はすぐに冷え込んできたけどねえ・・・・
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[16日:土]   【編曲・・・】
 今年の卒業式は3月12日。13日が公立高校の一般入試だから,例年より一日早くなっている。十年少し前から(定期演奏会の回数でいくと第13回,一回とんで第15回以降ずっと)『別れの会』で学年合唱を行なっている。そして,三年生が学年合唱した曲を,卒業式の卒業生退場の時に在校生が合唱して送り出すようになっている。 

 ちょうど第13回の年に「近畿音楽教育研究大会」ってのがあり,その記念演奏の中で,本校の吹奏楽部と弦楽部で編成したオーケストラの伴奏で二百名くらいの県内中学校コーラス部の合同合唱を行なったのである。 

 それ以来,十年余続いているんだけれど,毎年今の時期になると,私は大きな頭を悩ませることになる。その伴奏を創ること,編曲である。私は音楽科で学んだけれど『編曲』に関しては何も習ったことがない。和声は故・兼田敏先生の薫陶を受けて優秀な成績をもらったけど・・・ただ,雰囲気だけで音符を適当に並べているだけ,,,,なんだけれど,かなり頭を悩ませている。何せフルスコアにすると30段くらいのものになる。一応オケだからすべての小節が埋まるわけではない。しかし,何もないところから創りだすエネルギーってのは素人の私にとっては無限大に必要となる。 そろそろ始めようと思って,混声三部合唱のパート譜は入れたんだけれど,そこ[から先がまったく進んでいない。じっくり考える時間がないのである。「よし!」と思ってたら電話が鳴って職員室に下りたりしてると,腰を折られた感じになってイヤになってしまうのである。 

 誰も助けてくれないし,その難しさを理解してくれる人もいない・・・・今年はちょっと休もうかと考えてたんだけど,どうしても創らなければ気が済まないという事情が起こってきていて。。。。。 私のこだわりで,同じ曲を使ったことはない。おかしなこだわりだけれど,これは譲れない。また選曲についても「ヨネダの独断」である。私自身に思い入れがないと,困難な作業が続けられないからだ。結局は自分で自分の首を絞めてしまっているんだから文句を言っていくところもない(笑) 

しばらくどこかに隠れて作業をしたい!!

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[11日:月]   【三日講習会】
 9日からきょう[2/11]まで,本部で行なわれている「三日講習会」に出かけてきました。 三年前から始まったものですが,対象は・・・ 

仕事や家庭の都合により,時間的に修養科に入ることができない人で,求道意欲があり,団体生活が可能な人。並びに以下の条件を満たしている人。 
  ◎受講年度の年令が30〜60[四月からは25〜65]歳の人 
  ◎座りづとめができる人 

 本校の校長先生もお勧めの講習会なのですが,忙しくてなかなか・・・ 
 一昨年の12月に2月分で申し込んだのですが,昨年の2月分は満員で札止めでした。詰所の計らいで一年後の今年,やっと参加することができました。 学校は三連休で部活動はあったのですが,ここがシオドキと思い切って部活を休んで参加しました。 内容は知っていることばかりなのですが,自分が生徒の気分になって講習を受けるという久々の経験は,なかなか良いものでした。「わかっている!」ことでも,長く放っていたから相当さびついているものもあったし,何よりも「新しい出会い」がとても良かったです。 

 一班が5〜6人で,世話係の教会長さんが一人ついてくださり,三日間ず〜〜っと7人で行動しました。講座の後,すぐ「ふりかえり」が行なわれ,世話係の会長さんの主導で「練り合い」が持たれるのです。 その「練り合い」では,参加者のいろいろなことが語られていきます。そうしてお互いの信仰や意見が交わされていきました。 
 どんな講義が行われるのか,どんな人たちとの出会いがあるのか,三日間部活動を放っておいてよいのか・・・・いろいろな悩みを持って行ったのですが,『とっても良かった!!』です。 みなさんにもお勧めです。天理教HPに案内がありますから,そちらを参考にしてください。 

http://www.tenrikyo.or.jp/ja/top.html 

 講習会を受講して,私の何が変わるのかはわかりません。しかし,三日前より『心』は確実に栄養を得たと確信しています。この三日間は世の中から隔絶されていましたが,明日からは「現実」の世界で懸命にもがいていきたいと思います。

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[6日水]
   夜,参拝した際,中庭の梅の木を凝視。。。でも花はついてなかった。 変なオッサンやなあと思われたかもしれない(笑) 

 昨年の日記を見ると,2月7日に梅の花が咲いているのに気づいている。もしかすると明日は花を見ることができるかもしれない・・・って前にもどこかで書いたけれど,今年の日照時間は例年に比べると絶対に少ないはずだ。花を見,あの香りを鼻にするのはもう少しあとになるだろうなあ・・・ 
 昨夜は中庭に入れる時間よりもかなり帰りが遅くなってしまって見ることはできなかったんだけど,これからの数日は早く学校を出ることにしよう。

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[5日:火]   【Caro mio ben[カーロ・ミオ・ベン]】
 毎朝学校に行くとき,7時20分から始まる「NHK-FM」のクラシックの放送を聞いている。今朝,いつもよりも五分ほど遅れて家を出たんだけど,懐かしい曲が聴こえてきた。「Caro mio ben」「Sebben crudele(スペル怪しい)」などなど・・・
 私は大学で声楽を専攻していた。
 いろいろな歌があるんだけれど,「イタリア古典歌曲」というジャンルを深く勉強してきたつもりだ。要するにイタリアの古い時代の歌曲。別の言い方をすると声楽科で受験する生徒が必ず勉強する初歩的な分野。初歩的といっても底は深いんだけど,受験生のレベルでは底までいくのは・・・ねえ・・・
 私は,身体が大きいからオペラのアリアなどを朗々と歌えそうだけど,実は気持ちと同じでデリケートで小さな肝っ玉しか持ち合わせない私(ほら吹き大会が始まった??)。だからデカイ声で勢いで歌ってしまうってことはなかったと言ってもいいくらいだ。
 イタリア語の先生(イタリア人で教会の神父様だった)に歌詞の内容を聞きに行って,いろいろなことを教えてもらいながら歌ったのは実に有意義だった。「この曲はね,女性が歌うもんではありませんよ」とか教えてもらった時にはちょっと困ったけどね(笑)

朝の十分間ほどの時間だったけれど,懐かしい昔のことを思い出し,一日の活力になってくれた

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[4日:月]   【雪起こし】
 「雪起こし」という名は,結婚してからカミさんに教えてもらった言葉だ。冬の寒い日に「雪起こし」が鳴ると,雪が降り出すというのである。いつだったか結婚してからの冬の寒い日,突然,雷が鳴った。「あ!雪起こしや!」とカミさんが言ったのを聞いて,「雪起こし」が冬に鳴る雷であることを知った。
 カミさんは「雷」と「雪起こし」は別のものだと思っていた,という。たぶん小さい頃のことだと思うんだけど。。。。
 きょうは『立春』。暦の上では『春』だ。しかし現実には冬で最も寒い時期と重なってしまうことが多い。今年の冬は寒く冷たい日がとても長く続いている。最近では珍しいことかなあ。きょうの昼ごろだったか,音楽準備室から外を見ていると,突然,雷が鳴った。「あ!雪起こしや!」。窓から生駒山の方を見ると真っ黒な雲が近づいてくる。雪かなあ,,,と思っていたら,強い風とともに激しい雨が降り出した。
 私の勘だけど,「雪起こし」ってのは前線が通る際,大気の何らかによって発生する雷のことだろうと思っている。雷がなってすぐに激しい風雨がやってくるのが「前線通過中」だと思ってるんだけれど,どうなんだろうか?
 カミさんは舞鶴の出身で小さいころから「雪起こし」の後,雪が降っていたからそう思ってるんだろうけれど,さすがに天理では「雪」よりは「雨」の方が多いかなあ・・・・少し前のテレビで,雷は夏よりも冬の方が落ちやすい,って言ってた。
 何はさておき,暦の上では「春」,,,,

 「春」とさえ聞いていなければ何でもなかったけれど,「春」と聞いてしまうと落ち着かないよなあ。このはやる気持ちをどうしてくれるんだよ,まったく〜〜〜

 これは「早春賦」の三番の歌詞の意味である。九十年ほど前に書かれた詩だけれど,なかなかユーモラスで楽しい詩だ。

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