2007年2月の日記帳 

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【28日:水】
 厳密にいえばすでに三月に入ってるんだけど,まだ寝る前なので「28日」の日記として書き始めている。
 きょうは昼から有休をとり,名古屋に出かけてきた。この三月で卒業する息子が「卒業演奏会」に出演するからだ。これが愛知芸大生としての最後の演奏の機会だから行かないわけにはいかない。愛知県芸術劇場コンサートホールの舞台で,伴奏者もいない,たった一人での演奏・・・・私にとっては難しい曲なんだけれど,一生懸命に練習した跡がうかがえる良い演奏だと感じた(親バカが百%?)。思い返せば,この四年間に幾度となく足を運び演奏を聴かせてもらった。つい最近は,あの舞台でコンサートマスターとしてキリリとしまった姿を見せてくれていた。楽しませてくれてありがとう!と心から礼を言いたい。
 帰ろうとしたら息子の先生が声をかけて下さった。その先生に教えていただくようになって七年になるはずだ。演奏会に行くたびに顔をみたら挨拶をさせていただき,この頃では名乗らずともわかっていただけるようになっていた。まだまだ面倒をおかけすると思いますので,と勝手なお願いをしたけれど・・・・やはり大きな節目・・・さびしい気持ちでいっぱいだ。
 四月からどんな日々が待ち受けているのかもわからないけれど,卒業までの残りの時間も,精一杯にがんばって欲しい。きょうは,じいちゃんとばあちゃんも一緒に出かけてくれて疲れたことだろう。でも孫の晴れ姿を見てもらえて良かった。
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【24日:土】
 またまた,また久しぶりの更新・・・・
 20日,息子が通っている大学の「室内楽」という授業のオーディションに通ったグループの演奏会があり,年寄り四人組で名古屋まで出かけてきた。今回の出演が決まってから,CDを買い,車で常時聴いて予習をしていたので,とても聞きやすかった。でもやはり「生」にはかなわない。息子も就職が決まって,最後の室内楽の演奏会ということで,相当な気合いをもって臨んだと思われる演奏だった。会場全体が舞台の醸し出す雰囲気に染まっていく『快感』・・・息子がそこにいるからかもしれないけど・・・大いに満足して帰ってきたのだった。
 21日,教会の月次祭に参拝させていただいた。1〜2日前に会長さんにメールで宣言し,「今年の月次祭への参拝の有言実行」を伝えていた。あまり期待されてしまうと困るんだけれど,,,,,何かがあってした「心定め」ではなかったんだけれど,いつまでも先延ばしできないような気がしてきたからなあ,,,,「思い浮かぶのは神様の言葉」だと思って,がんばってみよう!
 22日,実は21日,教会から戻ってきて「だるいなあ!!」と感じていた。カミさんも一足先に帰って,寮の仕事に出かけたのが災いしたのかしんどそうだった。。。。21日の夜,カミさん,発熱!!
 22日,カミさんの朝の体温,38度5分。。。「こりゃあダメだ!」。。。数日前から喘息の発作も出ていたので,朝,私が診察券を出しに病院へ。カミさん,午前中に病院受診。。。。。「インフルエンザA型」との診断。息子がこの日の夜に帰ってくることになっていて,気にしてたんだけど(28日が卒業演奏会!!),「大丈夫やろ〜〜」とこっちの心配も知らずに気楽に帰省。夜,私が帰宅すると「38度8分」と力のないカミさんの声。。。。ところが,息子が帰ってきて食事をしたりしているうちに熱が下がり,十時頃には「37度3分」まで下がっていた。息子のパワーは強い!!(どうせ父ちゃんはカミさんとはあかの他人だから)タミフルも昼に一錠しか飲んでないのに,効果てきめん!!タイミングが良かったんだろうなあ〜〜
 23日,カミさん,熱は下がったが仕事はお休み。私もカミさんも「インフルエンザの予防注射はしていなかった!」。。。にもかかわらず,今[24日夜]現在,私にインフルエンザが移った様子はない。。。何で??? 今は期末考査のため,決して休めないことを承知の神様が,気を遣ってくださったのだろうか。。。。一段落したらインフルエンザさんの餌食になりそうだ。
 23日,夜,音研で行われた「ミニコンサート」に息子が出演。ばーちゃんとカミさんと私と三人で出かけた。すごい根性だ!(インフルエンザも逃げていくはずだ!)小学校に入る前から時々出ていた「ミニコン」も,これが最後かもしれないと思ったら,そりゃあ気合い入るよな!
 24日,カミさんが仕事に復帰。私は相変わらず喉がガサガサしているけれど,仕事もできるし,助かっている。インフルエンザさん,そのまま遠い彼方へ行っちゃってくださ〜〜〜い(笑)

 上にも書きましたが,この三月で大学を卒業する息子,就職が決まりました。名古屋フィルハーモニー交響楽団の「tuttiバイオリン」。ダメもとで受けたオーディションに合格させていただいたのだった。大学の研究科で勉強を続けると言ってたんだけど,就職するようだ。就職といっても「演奏することが仕事」だから楽器を弾き続けることはできるわけだ。学生という気楽な立場ではなく,仕事だから大変なこともあるだろうと思うけど(どんな仕事だって大変ですよねえ),がんばって欲しいものだ。半年ほどまえ「のだめカンタービレ」というドラマの最終回で誰かが言ってた「毎年何千人という音大卒業生がいるけれど,その中で演奏を続けていけるのはごくわずか・・・・」。。。。とりあえずは「わずかな」うちの一人になったけど・・・・がんばって欲しい!!

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【19日:月】
 久しぶりの日記更新となった(下にもあるけど,よくある始めの・・・)。いつのまにか,風邪がどこかにいってしまった。16〜17日と学年の先生で伊勢に出かけてきた。温泉につかってゆっくりして,朝起きてから温泉にはいり,海岸を散歩して・・・非日常な生活ってこんなにもリフレッシュできるのかと思うくらいリフレッシュできた。伊勢方面は何度も行ってるから何か安心するというか,落ち着く感じが良い。
 ふだんが余りにも詰まっているというか忙しいからか,伸びたゴムひものように時間が過ぎていくのは心地よいものだった。明日と明後日はまた別の意味での「非日常」の時間を過ごすことになるんだけれど,これもまた楽しみだ。
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【13日:火】
 久しぶりの日記更新となった(よくある始めの言葉・・・)。先週は三年生たちの受験の関係で三年生は家庭学習の一週間だった。きょう久しぶりで登校した三年生・・・・四週間後の来月の12日には,彼らの卒業式。そう,四週間後には連中はもういない。こちらが感傷的な気分になってしまったら大変なことになってしまうので,卒業式までビシバシ仕込んでいくつもりだけど,さて,彼らに例年のような「天中の卒業式」ができるのだろうか。。。。何としても『伝統』は受け継いでいて欲しいと願っている。
 きょうも昼間は暖かな日和だった。午後六時半ごろ,神殿に参拝させていただいたけれど,中庭の梅がとても良い香りを漂わせてくれていた。あの匂いを感じると,すべてのイヤなことが一瞬にして消えてしまうように感じるから,たまらない。この香りを離れて暮らしている子どもたちにも匂わせてやりたいなあ・・・・
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【8日:木】
 昨日ときょう,久しぶりで神殿の中庭が閉まらないうちに参拝に行くことができた。真っ暗になってからではあったけれど,梅はどうなってるかな? 良い匂いがしてるかな? と思いながら中庭を歩いていた。すると・・・昨夜,梅の木の下を通ると・・・ドーーン!と例の香りが鼻に飛び込んできたのだった。あまりの衝撃に驚いたけれど,ようやく香りをふりまけるほどになってきたのかと思うととても嬉しかった。きょうは用事があったので急いでいて,梅の木の下は通らなかったんだけれど,例のかおりがやってきてくれた。本当の幸せを感じることができる瞬間だ。
 きょうは天理高校の合格者発表の日だった。いつもこの時期に思う・・・・『合格は必ずしも幸せの入り口ではない。そして,不合格は必ずしも不幸の入り口ではない』・・・・それを実感できるのには少し時間が必要だ。しかし,自分で考えた言葉だけれど,なかなか味わい深いと思っている。
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【7日:水】
 一昨日あたりから「あれ?」と感じていたんだけれど,昨日の午前中の授業の前,「これはあかん!いつもこうやって風邪かな?と思ってるうちに,ドップリ頭の先まで風邪になってしまうんや」と感じた。発熱しかけてるような感じもあった。少しは『学習』したのか,十二時過ぎから病院へ出かけた。今回の症状は「鼻・喉」の具合が変なので「耳鼻科」の病院へ。。。。
 でも風邪ってある程度のところまではいってしまわないといけないのかなあ・・・昨日よりもきょうの方がずっと身体が重たい。また,普段からサボることばかり考えているから,神様が意地悪をして(ごめんなさい,神様!)一昨日も昨日も学校を出たのは八時をまわってから・・・・きょうは会議の中で発言する必要があったんだけれど,話しているうちに口の中が『砂漠』になってしまい,口の中がピタリとくっついてしまうような状態になって焦る場面もあった。
 昨日から薬を飲み始めてるんだけど,さて,効果があるのか・ないのかはよくわからない。でも薬のおかげで何とか活動できていると思いたい!! せっかく三年生たちが家庭学習中だってのに,こんな時に限って風邪をひいたりする・・・やっぱり神様って「イケズ」? 普段の行いが大きく影響してるんでしょうねえ・・・きっと。
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【4日:日】
 ヴァイオリニストの和波孝禧さんの演奏会が天理市民会館で開催された。「NPOやまびこ」が主催した『もう一つのやまびこコンサート』第二弾である。ずーーっと昔のこと,ヴァイオリンをやってる息子がまだ小さかった頃,大阪の「いずみホール」であった和波先生のリサイタルを聴きに行ったことがあった。透明感のある澄み切った音に心を洗われたような気持ちになったのをはっきりと覚えている。それくらい強いインパクトがあった演奏だった。
 その時は,まさか我が息子が和波先生と知り合うことになるなんて想像もしていなかった。大学四年の息子は和波先生がせっかく天理に来られるからと,名古屋から戻ってきて,昨日の公開レッスンときょうの演奏会にも顔を出していた。3〜4日前に「天理市民会館ってどんな響きがするの?」と尋ねられたと言ってたけど・・・・私にとっては雲の上の和波先生と平気で話す息子〜〜戸惑ってしまうよなあ。
 響きの良くないホールでの演奏は何だか申し訳ないような気になったけれど,その音,音色,音楽・・・・疲れていた身体に,暖かな心地よい風がそよいでくるかのような幸せを味わうことができた。明日からまた「よし!がんばるぞ!」という気持ちが湧いてきたように感じている。
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