2006年12月の日記帳

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[28日:木]
 久しぶりに献血に出かけてきた。去る10月26日の大祭参拝を途中で切り上げ,昼食前の空腹時に行った血液センターで失神。問診の先生より神経内科の受診を勧められて・・・・という大きな「節」をいただいてから,復活の献血。何とか年内に「復活」したいとは思っていたけれど,忙しいのと,何よりも不安が頭をかすめてしまっていて,行く勇気が出てこなかった。でも,きょうは「御用納め」,厳しかった仕事も大きな区切りがつき,急がねばならないこともなく,気がついたら「センター」に電話をかけていた。
 二時半ごろに到着。すると私の直後に知り合いの方が来られた。今から思うと,私の不安を小さくしようとして働いて下さったのかもしれない。問診の先生も「あの時」の先生だった。経緯を報告し,血圧測定。ところが大きな緊張をしていたためか,何と上が『160!!』ビックリして思わず声を上げてしまっていた。続いて計っても同じ。これでダメなら献血不能,ということで臨んだ三回目,「130」に下がっていた。先生も「血圧なんてこんなもんですよ。でも本当にひどく緊張しておられたんですね」と優しく声をかけて下さった。やはり身体を案じてくださったからか,いつもなら『血小板成分』なんだけど,きょうは『血漿成分』だった。検査用の採血をされる看護師さんも「あの時」,失敗された看護師さんに代わって採血してくださった方だった。不安だからか,いつになく口数が多くなっている自分に苦笑いしながら,試験管にたまっていく血を眺めていた。本番の採血も,久しぶりだったので大いに緊張。でも無事に終えることができた。検査用血液の採血が終わった時,感激して涙が流れていたのに気がついた。「復活」が本当に嬉しかった。年祭の一年もまもなく終わる。献血が再開できて大きな節を乗り越えたように感じている。とても大げさだけれど,私にとってはそれくらい重要なことだった。8月31日以来,四ヶ月ぶりの復活献血。これからも健康に気をつけて,少しでも役にたてるようにしていきたい。
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[22日:金]
 二学期が終わった。「教祖百二十年祭」の年も,あと一週間ほどで終わりを迎えようとしている。まだまだ「終わり」は先なんだけれど,終業式を終えると大きな山を越えた気はするよね。終業式のセレモニーが終わってから「生徒指導部長」のお話。恒例の『四つの車』の話。これはしっかりと浸透している感じがしていて心地よい。ただ・・・話として聞いてるだけなのかもしれないけど・・・
 その後,『ネチケット』の話をした。生徒たちの中で(たぶん)かなりの者がHPを創っているようだ。携帯で簡単に作ることができるらしいんだけど,私にはよくわからない。今回のことがあって私なりにその方面のサイトにいって勉強してみたけれど,スッゴイ数に圧倒されてしまった。いくつかを覗いてみたけれど,高校生の中には「誹謗中傷はお断り」とか書かれてあるものもあって,「なかなかやるよなあ」なんて感心していた。でも中学生のはめちゃくちゃなのもある。HPって世界中の誰が見るかもわからないのに,名前を出したり,学校名を書いたり,顔がはっきりわかる写真を掲載していたり・・・・「おいおい,こんなことしたらダメだぜ〜〜」なんて感じるものもたくさんあった。技術科の先生に聞くと,一年生と三年生男子で『ネチケット』について触れているそうだ。『インターネット上のエチケット』という意味なんだけれど,中学生に判断するのは難しいかもしれない。HPだけでなく掲示板への書き込みなどにも通じる『ネチケット』,,,,しっかりと身につけてもらいたいものだ。
 うちの掲示板にも,今は管理者の認証がないと掲載されないしくみになっているけど,心ない書き込みが時々されている。誰がしたかわからないのを悪用するなんて許せないマナー違反だ。生徒に,世の中の人が善人ばかりではない,と人間不信になるようなことを言うのは辛いけれど,言わなくて万が一被害にあったりしたらそれこそ大変だ。保護者が,そういう氾濫しているHPなどを見て現実を知ったら,携帯を持つ生徒は確実に減っていくと感じる。でも,こういう話,,,親だけでなく教員でもなかなか理解できない人も多いのも事実である・・・・・
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[18日:月]
 寒くなってきた・・・・でも去年の同じ時期に比べるとかなり暖かいのではないかなあと感じている。朝,参拝に行くときに,はっぴだけで行ってるんだけど,去年の今頃はたしか上着を着ていたはずだ。今朝も冷たいなあと感じたけれど,風も吹いてなくて穏やかな朝だった。今学期の参拝もあと四回。すべてが穏やかだとは思わないけれど,できれば穏やかであって欲しいなあと勝手なことを考えてしまう。
 冷たい夜の神殿も格別の味がある。冷たいけれど,だからこそ苦労していた頃のことが鮮やかに思い出される。高校時代,本当に希望通りの進学ができるのかが不安でたまらなくて,毎日夜に通って回廊拭きをしていたなあ・・・・あの心細さというか不安を感じる時間があったから,「今」があるんだと思うと,目先の楽しさだけ追いかけがちな生徒たちを見ていると心配になってしまう。私自身が感じていた不安だから,親や兄弟たちはもっと敏感になっていたんだろうなあと思うと,申し訳なかったなあという気持ちと,ありがたかったなあという感謝の気持ちが湧いてくる。
 『根っこを育てる!』ある先生が仰っていた言葉だけれど,目に見える大木(小木であっても)でも,それを支えているのは目に見えない,太く長い「根っこ」なんだ。今の君たちは,その「根っこ」を育てる時期なんだ・・・と熱っぽく語っておられた姿が目にこびりついている。その言葉に感動を覚え,同時にそれが私自身の「根っこ」の一部になっていることも確かである。
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[15日:金]
 朝からとても明るいなあと感じて一日が始まった。三日続いて雨だったからか,家を出た時はそれほどでもなかったけれど,参拝が終わって学校に戻る時に「うわ〜明るい!」,学校に戻って玄関に入った時も「明るいなあ!!」ととっても嬉しかった。明日はマラソン大会なんだけれど,この良いお天気をうらめしく思ってる生徒もいたかもしれない・・・・
 きのうは練習が始まって少したってからI先生が久しぶりで来て下さった。先生の穏やかな風貌のためか,生徒たちは緊張しながらも割とよく吹いていた。「うまいやんかあ」と言われて生徒たちは嬉しかったかな??「でも明日は・・・・・」ときょうの心配をしてたヤツもいたかもしれない(笑)
 あと半月で一年が終わる。あと一週間で終業式なんだけど,まだまだ走り回らされる日々になりそうな・・・気配が〜〜〜
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[14日:木]
 きょうで三日続いて雨が降っている。この時期にはとっても珍しいことだと感じている。冷たい雨が身にしみる。一昨日だったか,夜,帰宅途中で場所によって濃い霧が出ているところがあった。これは危ないと感じてフォグランプをつけて帰ってきたんだけれど,十一時ごろに歯磨きをしようとした時に外を見ると霧。すっごーーい,と思って南側の窓をあけて外を見ると,まるで雲の中にいるような感じで,街灯がボーーッとふくらんだ光のかたまりになっていた。我が家の二階からは「大和三山」を臨むことができるくらい南と西を眺めることができるのである。それが,本当に雲の中にいるようで(雲の中にいたことはないけど,たぶんこんなんかなあという想像)妙にうれしかった。
 いつも現実にふりまわされているからか,「非現実的」な世界が身も心も癒してくれたような感じ・・・こんな幸せな気持ちになれるなら「雨」もまた良し???
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[11日:月]
 六時半ごろに学校を出て,ふと校舎の方をみると,管理人さんが校内をまわっておられるのか,廊下の電気が全部ついていた。「わあ,きれいだなあ!」と思わず言葉が口から出ていた。寒くなってきて空気が澄んでいるように感じるからかもしれない。いつも目にしている光景なんだけど,何でそんなふうに感じたんだろう?? でもそういった何でもないことに「いいなあ!」とか「きれいだなあ!」と感じることができる自分が・・・・何と言うべきか・・・好きである。
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[10日:日]
 昨日は午後から名古屋に出かけてきた。愛知県立芸術大学の大学院が開催するオペラを見に行ってきたのである。昨年は「カルメン」,今年は「こうもり」・・・・なかなか楽しい舞台だった。二時間半ほどの舞台だったけど退屈せずに楽しむことができた。
 私の在学時代は管打楽器科がまだ設置されておらず,オケの演奏もできなかった。それが今では・・・・昨日もフル編成のオケがピットで演奏。舞台装置などの大道具や照明は美術学部の連中が手伝ってくれてるんだろう・・・本当に自分たちで作っているという感じが学生らしくて良い。うちの子供たちは出てないんだけれど,安くて,日本語で上演してくれて,,,,これ以上はないと昨年も出かけたのだった。二千円でオペラが聞けるなんて常識では考えられない事件。高速料金を払っても安い!
 昨夜は八時前に終わって,子供たちと夕御飯。三人で行くのはたぶん初めてかな?安くて量があってと聞いてたけど,おじさんには多すぎた(笑)帰宅したのは十一時過ぎてたけど,充実した時間を過ごせたからか疲れはほとんど感じない。今朝も八時前から出かけて一日中外にいたんだけれど,今のところは大丈夫・・・明後日くらいに出てくる??
 「このごろ,日記の更新,全然してへんなあ」と言われてドキッとしてきょうは一週間ぶりの更新(笑)
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[3日]
 先月は散々な月だった。16日に病院で「異常ナシです」と言われて,心身の緊張が解けたからだろうか,かなりひどい風邪をひいてしまた。声が思うように出て来ない。私にとっては最も始末の悪い風邪。おかげで先月20日からの週は,連日早退が続いた。授業では実技のテストがあるため,休むわけにもいかず,かなりの無理を続けて登校していた。27日には何があっても名古屋に出かけなければならない用事があったので,それまでには何が何でも治さねばと思っていたが・・・それは何とかなってホッとしている。
 さて,今は期末考査の真っ最中なんだけど,採点は一段落ついて,久しぶりで日記の更新をしているわけだ。実をいうと,体調はまだ完全には戻っていない。一日も早く「献血」を再開したいんだけど,今の体調ではまた倒れてしまう可能性がある。今月中に何とかして復活をしたいものだ!
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