2006年5月の日記帳

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【30日:火】
 中間考査が終わっていよいよ一学期後半が始まった。練習の終わりに生徒たちに伝えた・・・・
 夏に向けてしっかりと体力をつけておくように。しっかり食べて,動いて,力をつけること。
 たぶん2〜3年生なら理解できることだと思う。しかし一年生が果たしてどれだけできるだろうか。天理中学校吹奏楽部の「夏」はすさまじい。奈良県のコンクールが終わるまで,休みはゼロ。しかも今年は年祭の年なので,おぢばがえり期間が十一日間,公開リハーサルが前日にあるので,計十二回パレードをすることになる。パレードだけではない,コンクール練習も同時に進んでいくことになる。精神的なプレッシャーに加えて,徐々に(急激に?)加速していく疲労・・・・それに立ち向かえるだけの「体力と気力」が絶対に必要になるのである。一年生の中には一学期前半の練習で「きびしい」と思ってるのもいるかもしれないが,まだまだ序の口だ。これで音を上げていたら絶対に乗り切ることはできない。だまされたと思って,しっかり食べて,しっかり動いて,「身体づくり」をして欲しいものだ。
 どの運動部よりもきびしい夏休み前半の吹奏楽部。一年生も夏のコンクールの時には理解できるだろうと思う。でもその時に理解しても・・・・遅い! さあ,間違ったことは言わない。がんばって体力をつけること。
 そして同時に勉強もしっかりとすること。練習や行事が多いから時間は限られている。十分な時間があるからといって,しっかり勉強したという話はあまり聞かない。限られた時間だからこそ,生きた勉強ができるはず。部活動を勉強ができない理由にしてはいけない。それは逃げているだけだから。
 初めから「吹奏楽部はきびしいよ。君たちが考えている以上に厳しいクラブだよ」と正直に言っているはずだ。ウソは言ってない・・・
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【29日:月】
 一昨日と昨日,長久手に出かけてきた。子どもたちがそれぞれ舞台に上がるのを見に(聴きに)行ったのだ。いやなこともあるだろうけれど,自分の好きなことでガンバってくれてる姿を見るのは嬉しい。私自身は浸ることができなかった世界に没入している子どもたちがうらやましいなあとも感じる。中学や高校のような甘い世界ではないから,いろいろな苦労や悩みもあるだろうけど・・・・それに負けてしまうようでは情けないし・・・・大人の世界って,多かれ少なかれそういった苦労や悩みはあるものだもんな。それだけシビアな世界ともいえるわけだ。
 今回の長久手行きは子どものことだけではなく,久しぶりで学生時代の友だちに会うことも大きな目的だった。十分な時間はとれなかったけれど,本当に親友と呼べる二人との再会は楽しかった。どこかで書いたことがあるんだけれど,損得勘定なんかゼロ,ただ学生らしく無責任に楽しく明るくうるさく騒いでいた友だちだった。三十年ほどたつけれど,すぐに三十年前にワープしてしまってるから面白い。「その当時」に戻って話ははずむけれど,その出で立ちや顔にある年輪は隠せないんだけど・・・・でも本当に楽しい時間だった。先の二人と私を含む「五人」の仲良しがいたんだけれど,この三人以外の二人はすでに故人となってしまっている・・・それが現実なんだよなあ。
 さて・・・・きょうから教育実習が始まった。懐かしい顔もあって楽しみ。きょうは中間考査一日目で「ヒマ」を持て余していたが,明日からは全力疾走となるんだろうなあ。自分も三十年前に走っていたのかと思うと懐かしい(私は態度のでかい横柄な実習生だったのであまり走ってなかったけど・・・)。まだまだ恒例の「手抜き」をするまでには時間がかかるんだけれど,さて,早く「楽」をしたいもんだ(笑)
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【25日:木】
 今頃になって修学旅行の疲れが一気に吹き出してきた。昨日,出張に行った先でウトウトしてしまっていたんだけれど,昨夜は起きていることができなくなってふとんに入った。今朝はそれほどでもなかったのに,一時間目の途中くらいから身体がだるくなってきて,「あれ?おかしいなあ」と感じていた。4時間目に会議があったので空き時間も一生懸命になってコンピュータとにらめっこ。午後からも仕事を続けていた。掃除の時間が終わって放課後,突然,眠気がおそってきた。たまらなくなってソファの上で横になったら,なんと一時間ほど熟睡していた。考査前の最後の練習だから合奏の準備をさせていたんだけれど,目が覚めたら六時。「!!!!」と思ったけれど・・・仕方なく集合をかけて・・・・その後も横になってうたた寝していた。身体が睡眠を強烈に欲しているっていう感じだ。
 いま風呂からでて九時。まだカミさんが仕事で忙しくて帰ってないんだけど,先に寝てしまおうか,なんてことを考えている。ふとんに横になったら,即,寝てしまうことだろう・・・・それにしても突然やってくるなんて・・・・歳なんだなあと呆れてしまう。旅行から戻っても早くねることなんてなかったから,それもダメだったんだろうなあ,きっと。
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【23日:火】
 やっと日記の更新をする時間ができた!!
 17〜20日までの修学旅行。好天に恵まれて素晴らしい旅行になった。奈良ではぐずついたお天気だったようだが,北海道は快晴。しかも暑い!おかげで日焼けをして帰ってきてしまっている。三日目の函館では冷え込んで寒かったけれど,それで文句を言ったらバチが当たる。修学旅行の直前にちょっとした事件があったおかげで,生徒たちも少し引き締まり,大きな事故やトラブルがなくて大助かりだった。伊丹空港で走って飛行機に乗り込んだのも今思い出せば笑い話だよなあ。例年の通り,二日目の演芸会では吹奏楽部員が「天中ソーラン」を演じた。(あいつら勝手に【南中ソーラン】を【天中】と変えてしまっていたけど・・・)
 20日の土曜日,正午ごろに天理駅で解散。参拝に行って帰宅。シャワーを浴びて軽い昼食を食べて・・・・普通なら「寝る」だけど・・・・何と,献血に出かけた!! 三泊して八時間ほどしか睡眠をとってないし,比重や疲れでダメかもしれないと思いつつだったが・・・・見事に合格! 採血してもらえることになった。さすがに疲れがたまっていたのか,採血中にもかかわらず熟睡。自分のいびきが聞こえ,ピクッと動いた時の痛さで目が覚めた。それを三回ほどくりかえし,一時間の採血時間のうち45分間くらいは熟睡していたと思う。よくうたた寝をするけれど,今回は本当に熟睡だった。採決後,ベッドを下りたらクラクラしている自分が面白かった・・・・そして学校に顔を出して・・・翌日は朝から部活動。新入生歓迎「やきそば大会」をして夕方帰宅。NHK交響楽団の演奏会に親子四人で出かけて,十時頃に帰宅。就寝は十二時ごろ。月曜日は当然朝から仕事。石崎先生が来られたため七時前に練習が終わるまで活動。その後,九時頃帰宅して,カミさんの仕事を手伝って,十一時過ぎに就寝。そして今日も当然仕事。昨日よりは少し早く寝ることができそう・・・・
 修学旅行の終わった後も,特にたくさん睡眠をとっていない。よくもまあ元気でいられるなあと自分の健康に驚いているくらいだ。本当にありがたい。この分だとこのまま今週,いってしまいそうだ(笑) たいていの先生は修学旅行から帰った日,翌日の日曜日にはゆっくりとしている・・・・私は修学旅行で働いてなかったのかなあ(笑)
 実は今週の週末は名古屋(正確にいえば『長久手』)に行くことが決まっている。土曜日は学生時代に伴奏をしてくれた人のリサイタルと,息子が出演する「四芸祭オーケストラ」の演奏会[コンサートマスターをする]。日曜日は下の息子が出る「吹奏楽」の演奏会。二日間で三つのコンサートというハードスケジュールなのである。毎日葉っぱを食べて健康な身体を維持できているからこそなのかなあ・・・・
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【16日:火】
 いよいよ明日から修学旅行である。今年は三年生に所属しているので私も一緒についていく。北海道の四年目。三年前とは少しコースが変わっているけれど,北の大地,北海道に行ってくる。正直いって体調は本調子とはいえない。しかし緊張感が四日間を支えてくれるだろう。全員が無事に行程を終えて帰って来れることを祈っている。他人事のようだけどそれが実感である。
 きょうは火曜日で,吹奏楽部の定休日。明日から,三年は修学旅行。二年は野外活動錬成会(キャンプ)。学校で活動するのは一年生だけになる。いつもの火曜日なら誰から自主練習をしているんだけれど,きょうは放課後になっても結局誰も顔を出さず,静かな学校だった。まあ一年生だけでやって万が一のことがあったら困るから,これもまた良いのかもしれない(笑)
 そうそう,何日か前の新聞に「奈良ドリームランドが八月末で閉園」と発表されていた。実を言うと,私は先日伺った時[5/4]にスタッフの人から聞いていた。これまで何度もお邪魔して演奏させていただいているからか,他人事とは思えない。とってもさびしい気持ちである。八月の末に,また呼んでください,なんて話してたんだけど・・・・
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【14日:日】
 昼前から名古屋に出かけてきた。バイオリンをやってる息子がオケのメンバーで出る演奏会があったからだ。本当は家族で出かけるはずだったんだけれど,みんながどこかが不調で結局私だけが行くことになったのだった。昼前にでて一時半には長久手に着いていた。きょうは自分でも驚くくらいスピードを出していたことになる(笑) 短いけど足はついているから安心を・・・
 終わってから下の息子に家に呼ばれたのはいいけど,久しぶりの掃除をさせられ,CDの焼き方を教えてくれ,ということで一時間くらい居ただろうか。五時半頃に「別荘」を出て家路についた。子供はその時間から学校に行って練習する,と言って出かけていった。私自身の大学生活とは全然違っていて,同じ大学にいたという感じがまったくしない(笑) 忙しそうだけど,本当にそれがしたくて行ってる大学だから,しんどくても大きな充実感は感じてくれていると思っている。
 部屋の掃除をしろと言っても,ほとんど家にいないから掃除する時間もない・・・というのもわかるような気がする。
 私も負けないようにしっかりやらないとなあ・・・・
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【13日:土】
 久しぶりの更新(という言葉がこのごろ頻繁に出てきてますねーー笑)だけど,手抜きをしていたわけではない。珍しく仕事がいっぱい出てきてしまって,この数日の帰宅は九時をまわっていた。以前,若い時には(今も若いつもりだけど!)こういう生活が当たり前だったけれど,この頃では早く帰るようにしていた。それでも学校出るのは七時ごろだけど・・・・
 首から肩にかけての筋がパンパンに張ってしまっている。この頃感じなくなってきていた「肩こり」の症状が復活してしまっている。来週の水曜日から修学旅行だというのに大丈夫なんだろうか,自分でも不安を感じ始めている。仕事も峠は越えたからこれからは遅くなるのもほどほどになるはずなんだけれど・・・さてさて,どうなることか・・・・
 今週の月曜日だったか,朝の参拝に出かける時に初めてメガネをかけていった。これまではボーーッとしたままで行ってたんだけど,ハッキリ見えてとても明るく新鮮だった。ハッキリ見えないというストレスがないから本当に健康的だった。でも面倒なのと,暑くて汗をかいた時に不快なので一日だけで終わってしまっている(笑)
 近眼鏡なので近くを見る時にはメガネが邪魔。遠くを見るには必要。。。でも近くのものを見るときに遠ざけるようになってきてるから,ぼちぼち老眼鏡が必要なのかなあ・・・・ちょっとさびしい・・・・
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【7日:日】
 残念ながら予定されていた「若草山ひのきしん」が雨のために中止になってしまった。6時10分過ぎに中止の電話がはいり,すぐに「掲示板」に記入。でも私自身は七時に家を出て学校に向かった。35名ほどの生徒が登校し,楽器整備や音楽室の復元をしてくれた。特に,外での行事が続いたから楽器整備も念をいれてする必要があった。きょう整備ができたので明日は始めから練習をすることができる。よかった・・・・せっかくの行事が中止になったのは本当に残念だったけれど,そのおかげで生徒たちもゆっくりと休養ができたと思う。私自身もダルーーイ一日をゆっくりと過ごすことができた。
 明日は久しぶりでの授業日。十日後に迫ってきている修学旅行(3年)や野外活動錬成会(2年)に向かっていくことになる。でもそれと同時進行でコンクール関係の活動も始まっていくことになる。さあ,がんばらないとなあ・・・・
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【6日:土】
 一日ゆったりと過ごすことができた。午前中は久しく遠のいていた「献血」に出かけてきた。針を刺している約一時間ほど,ウトウトしながら気持ちの良い時間を過ごしていた。献血を始めた頃と比べると,格段の余裕である(笑) 三日間,厳しい日程が続いたから,もしかして,と思ったけれど「健康ですね」と問診の先生に言われた。本当にありがたいことだ。
 昼前後にちょっとした会議があって行ったけれど,身体が疲れているからか自然体でいることができて良かった。このくらいハードな日々になると力が抜けていいのかもしれない(笑) ダメダメ,絶対に倒れてしまう!
 明日の「若草山ひのきしん」は大丈夫だろうか。お天気の具合がとても心配だ。心なしか吹いている風に,雨の匂いがただよっているように感じてるんだけど,さて? 
 今は珍しく七時前に日記の更新をしている。でも,また出かけなければならない。町内の集まり。順番でまわってくるから仕方がないんだけれど,世の中っていろいろなことがあるんだなあと感心してしまう。初めての経験でドキドキしながら毎月出かけているけれど,ある程度肝っ玉がすわってきたためか,あまり動じないで席についている自分がおかしい。早く風呂にはいって寝たいよ〜〜〜
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【5日:金】
 4月29日からきょう5日までの休日,すべてが行事だった。「教祖百二十年祭」の年ということで,積極的に活動させていただこうと思っていたらこういうことになってしまっていた。実は明後日にも行事が控えている。私自身,今年はこの五月の連休がやってくるのがこわかった。身体がもつかどうかが不安だったからだ。しかし,なんとまあ元気で丈夫な身体である。神様のおかげである。
 昨日の解散前,生徒たちにも言った。
 行事が続いてしんどいだろうけれど,「だるいよ〜〜しんどいよ〜〜何でこんなしんどい思いをせんとあかんねや」と考えるか,「しんどいけど元気に活動することができてありがたいことだなあ」と考えるか,同じことをしていても大きくわけて二通りの考え方ができるなあ。どっちの考え方を神様は喜んで下さるかなあ・・・という話をした。私たちは「天理中学校」の吹奏楽部。いつも言ってるけれど,自分たちが楽しくやればよい,という部ではない。一人でも多くの人に喜んでいただくこと。そしてその喜んで下さる姿を見て,私たちも一緒に喜ばせていただける部なんだ・・・・
 しんどくなければ喜べることでも,身体的に疲れてきても同様に喜ぶことができるかどうか,それが私たちの課題であるわけだ。夏のおぢばがえりのパレードはこれが十日間以上も続くのである。今から喜べる心をみんなで創っていこうな。そして年祭の年に「関西」へ行こうな!絶対に!!
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【1日:月】
 五月がやってきた。きょうは最高気温が28度。数日前までは肌寒いくらいの日が続いていたのに,突然「夏日」。困ったものだ。でも予報を見ると明日はまた最高気温20度を切るくらい・・・気をつけないといけないなあ。これからが勝負だから・・・
 ところが・・・きょうの昼頃から胃袋の上あたりが何だか変。胃袋を手でグニュグニュと揉まれてるようなおかしな感じなのである。こういう体調の乱れ方は珍しいんだけど,きょうは大事をとって早く帰ってきた。先週は(私としては)かなり遅くまで起きていたから,徐々に壊れてきていたんだろうと思う。昨夜から早寝をし始めたんだけれど,きょうも早くから休もうっと。
 月の始めから弱音をはくなんてイヤだけれど,これで気持ちが切り替えられたら幸いだ。さあ,若葉の五月。
 毎年この時期になると「ツツジ」が咲き出す。ツツジには強い思い出がある。大学に入学したての頃,まだ大学生活に慣れなくて戸惑っていたんだけれど,学校から帰るときの道ばたに咲いていた「ドウダンツツジ」がとてもきれいだった。不安定な気持ちを和ませてくれた,私にとっては特別な思い入れのある花なのである。今頃,大学でもきれいに咲いてるだろうなあ・・・・二人の子どもたちも見てくれているのかなあ・・・・
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