2004年12月の日記帳

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【30日:木】
 久しぶりの更新だ。年末になって掃除や餅つきや何やらで忙しく,夜になるとクタクタに疲れてしまっていて,更新するどころの状態ではなかった。きょうは久しぶりで夕方に時間ができて更新している。
 早いものであと二日で新年を迎えることになる。過ぎてしまえば時間てアッという間のことなんだけれど,その時その時はなかなか進まない時もあるよなあ・・・・ずっと前の話になるけれど,私が血気盛んだった頃,厳しい状況に置かれたことが何度もあった。私自身が悪い場合もあったけれど,そうでないこともしばしば・・・何でこんなことで,ということも沢山あった。以前,「カンナの話」をしたことがあったと思うんだけれど,それと似ているかもしれない。イヤなことがあった時は「時間は過ぎていく,時間は過ぎていく・・・」と頭の中で唱えながらジッとしていたものだ。逆に楽しいことがあっても「これは過ぎてしまう,過ぎてしまう・・・」と思いながら。
 お道(天理教,という意味)では「楽あれば苦あり,苦あれば楽あり」という。一般世間にも通じる素晴らしい言葉だと思う。楽(らく)に慣れてしまったらあかんよ,苦しむ時がくるよ。苦しくても悲観しなくていいよ,いずれ楽しい時がくるんだから,という意味だと私は解釈している。歳をとってきたからゆったりと構えることができるようになってきたのかもしれないけれど,心しておきたい一言である。
 さーて,明日は大晦日。お天気が悪いそうだけれど,いよいよ新しい年が目前に迫ってきた。来年も穏やかに生きたいものだ。
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【24日:金】
 昨日の晩,テレビで「黄金伝説・・」とかいう番組を見ていると,そこに流れているBGMがナンと!「いま,会いにゆきます」のサウンドトラックの音楽。いま私が,はまっている映画で,車の中では常に「サントラCD」がかかっているのである。せっかくのイメージがああした形で別のところで使われるのは大いに気になるものである。イメージが〜〜〜という感じだ。
 そもそも私は音楽の教師でありながら,テレビ番組や映画でなっている音楽を覚えることができない。筋書きの方に頭が没頭してしまっていて音楽を覚えることができないのである。自分でも変だなあと思うけれど現実がそうだから仕方がない。今回の場合は,サントラCDを購入して,それを何度も繰り返し聞いていたから頭に残っただけのことなのである。そういう作業に頭が慣れていないんだろうな,きっと。
 放送で流すくらいだから著作権などはクリアしているんだろうけれど,ファンの心情も気遣って欲しいなあと考えてしまうのは行き過ぎなのかなあ・・・・同じことを感じた人はきっと他にもいると思うんだけどなあ・・・・
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【20日:月】
 「葉加瀬太郎」のコンサートに出かけてきた。まわりまわって「チケット」が手に入ったのでカミさんと出かけた。場所は大阪フェスティバルホール。
 感想は・・・・つかれたーーー!! 音楽の授業で鑑賞する際,割と大きな音で聞かせているんだけれど,その何倍も大きな音がスピーカーから流れてくるのである。また,照明がスゴイ!! ピカピカ,キラキラ,グルグル・・・・カラフルな色とりどりの照明,次から次へと音楽に合わせてついたり消えたりまわったり・・・・あれはコンピュータで制御されているんだろうか・・・鼓膜への強い圧迫と,網膜への強い刺激が「これでもか,これでもか」とくり返された。 鑑賞の授業ではいくら長くても一時間も続かないけれど,それが二時間続いたーーーー 休憩で帰ろうかと思っていたのに,それを悟られたのか(笑),休憩なしの二時間の公演だった。我々の席はホールの後ろーーーの隅っこだったんだけれど,フェスティバルホールが満員!! それもビックリだった。また,演奏が盛り上がってきたら,あちこちで立って手拍子をしながら身体をゆすってる人たちがたくさんいたのにも驚いた。若い人だけかと思ったら,オバサンたちもお尻を振りながらやってるから・・・ビックリ。「あの人たちは後ろの人が見えないということに気づいてるんだろうか??」なんて白けたことを考えながら私は見ていた。
 我々夫婦がいく演奏会は,楽器の生の音で演奏がなされ,途中に休憩が入って一息つくことができるのが多いんだけど・・・そのあまりの違いに戸惑ってしまっていた。初めての経験で面白かったけれど,やはり・・・つかれた!! 結局,最後まで観て帰ったけれど,やはり・・・疲れてしまったなあ・・・
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【19日:日】
 うちのじいちゃん・ばあちゃんの金婚式食事会をした。吹奏楽部の卒業生で中国料理のシェフがいるんだけれど,彼に頼んで我が家のためだけに創ってもらったのである。年寄りが主賓なのでそれに合わせた献立を考えてくれていてとても美味しく食べさせてもらった。若者たちにはあっさり過ぎたかもしれないけれど・・・
 祖父母からみれば子供・孫が全員そろっての食事会。吹奏楽部の関係者がとっても多くて,何だかへんな感じだったけれど,まあ・・・良かったかな? 全員がそろったのが私も嬉しかった。
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【17日:金】
 昨日,「いま,会いにゆきます」を見に行ってきた。前にも書いたかもしれないけれど,実は今,はまっている。コンピュータのデスクトップもすべて(学校で二台,我が家で一台,計三台)の壁紙がそれになっている。熱しやすく冷めやすい?ヨネダならではの所業である。ディズニーに関しては・・・ほとんど病気と言ってもいいくらいかなあ(笑)。
 原作本を読み,インターネットで見つけた『ずっと、ずっと、あなたのそばに 映画「いま、会いにゆきます」−澪の物語』という本も読んで,頭の中でしっかりと整えたうえで行った映画だった。原作を読み終わった時は,何が何だかわからず,何度もページのあちこちを探しながら理解しようと必死に努力していた(読んだ人には理解してもらえるでしょう)。映画はとてもわかりやすく構成されていて,とても良かった。「世界の中心で・・・」も感動したが,「いま,会い・・」も大きな感激を味わった。
 いま,を過ごすことがとっても大切だし,何気ないことの一つひとつに大きな幸せや喜びがあることを教えてくれているような気がする。昨日はカミさんと観に行ったのだけれど,それも良かった,かな? 照れくさくて素直には口に出せなかったけれど・・・ (そのうち,カミさんがこの日記を読むんだろうけど,何を言われるか・・・・ちょっとビクビク・・・)
 私は歳の割には,とっても「純」な気がする(自分で言うんだからこれほど不確かなものはない!)。感動すると涙があふれてくるし,それを恥ずかしいこととは思わない。昨日も,映画を見ながら涙がこぼれてきて仕方がなかったんだけれど,平気で鼻をすすりながら観ていた(笑)。外に出たらカミさんから,「お父さんの方がひどく泣いてたよなあ・・・」なんて言われて,「お互いさま・・・」と切り返したけど・・・
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【15日:水】
 息子が通っている愛知県立芸術大学の弦楽器の教官と学生による「弦楽合奏の夕べ」に出かけてきた。ヴィヴァルディの「四季」,バルトークの「ルーマニア民族舞曲」,チャイコフスキーの「弦楽のためのセレナード」という名曲中の名曲。アンサンブル授業のより一層の充実を目標とした活動でまだ産声をあげたばかりのようだ。教授,助教授の面々が学生と一緒になってアンサンブルをしていく・・・聞いていても目新しいところがたくさんあって楽しかった。まったく退屈することなく二時間ほどを過ごすことができた。休憩時にはハープを専攻する学生のミニコンサートがあり,間近で見る(聞く?)アカデミックなハープの調べにとても良い気分になった。
 この頃,よく名古屋まで出かけるけれど,大学の演奏で良くなかったものは一度もない。若いエネルギーにあふれた躍動的な演奏ばかりである。私よりも歳を召された先生方もおられるのだが,若い!! 学生のパワーがそうさせるんだろうけれど,とってもうらやましい。来年の2月にはカルテットで出演するチラシも入っていた。また行かねばならない・・・
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【14日:火】
 昨夜,11時ごろから「ふたご座流星群?」が見えるというので,カミさんと息子と三人で外に出て夜空を眺めていた。寒くて大変だったけれどガヤガヤ言いながら夜空を見上げていた。すると・・・スーーッとオリオン座の三つ星のあたりで明るい流れ星が尾をひいた。思わず三人で声をあげてしまって,近所迷惑になったらあかん!と思って声を潜めた。30分ほど外にいて十個くらいは見ただろうか。最初の一個があまりに鮮烈だったので,その後の流れ星は小さく弱く見えた感じだったけれど,それでも十回くらいは思わず声を上げていた。これは当たりが良かったのではないだろうか。
 ただ,ずっと上を見ていたので肩が凝り,首が痛くて仕方がなかったけれど(私の場合,特に頭が重たいし:笑),また,暖かいとはいえ十二月の深夜に外で立ってたための寒さで,少しストーブで身体を暖めてから蒲団に入る必要があったけれど,とても満足して眠りにつくことができた。 普通ではないちょっと変わった夜で面白かった。

 私は「自習監督」で教室に行くのが大好きだ。出張やお休みの先生のかわりに教室に行き,静かに「自習」させるのが仕事だ。「声を出さずに自分の殻に閉じこもってしっかりと勉強しなさい」と告げるのだが,どのクラスの生徒も戸惑いながらもよく言うことを聞いてくれる。みんな,お利口さんである。
 ある先生に言わせると,「ヨネダ先生がそう言って,言うことを聞かないアホはいませんよ」と笑うけれど・・・・なぜ?? 
 そうしておいて私自身はノートパソコンを広げて仕事をするわけだ。生徒の話し声が聞こえてくるとその方向を向いて「ニコッ!」と笑う。そうすると何故か?静かになってくれる。実はこの日記も,きょうの自習監督中に書いたものである。そうやって「ひま」な時間を無くしていくことが良いこととは思わないけれど,うまく使えば「有効」な使い方になるわけだから・・・・

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【11日:土】
 12月に入って十日以上が過ぎたのに,穏やかな暖かい日が続いている。年末の大掃除の時期にとっておきたいような良い天気・・・・でもその頃になるとしっかりと冷たい風が吹くんだろうなあ。暖冬といってもグッと冷える時期は必ずやってくるはずだ。その冷え込みについていけるかどうかを心配してしまうけれど,まあ悩んでも仕方がないこと。きょうの練習も結局,暖房は使わずにすることができた。今の時期には考えられないことである。久しぶりで六時半頃に夕食を食べながらテレビを見ていると,なんとまた台風が南の海の上に現れていた。大丈夫なのかなあ・・・
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【9日:木】
 きょうは腹の立つことがあった!!!
 給食指導で教室に入ると何人かの男がニヤニヤしながら「先生,きょうはご機嫌ですねえ」と声をかけてきた。素直に応じればよいのに,ひねくれ者の私は,「何を言ってんね,おまえらは!! 腹の立つーー!!」と言ったら,その連中,「怒った,怒ったーー」と言って喜んでいるではないか・・・・
 「クッソー!! はめられた!」と思ったが後の祭りだった。あのガキども,わざと私を怒らせて楽しんでいやがったのだ。生意気なヤツらめ!! いつもならば何のかんの言って,生徒を手のひらの上でもて遊んでいるのがヨネダなのに,きょうはアイツらの手のひらの上で遊ばれてしまった。むかつく生意気なヤツらだ。
 一本とられたのは悔しいけれど,その成長ぶりにブスッとした表情の下で喜んでいた。口が裂けたって「おまえら成長したなあ」なんて言える訳がない。教科のテストで多くの点数をとることも大事かもしれないけれど,人と人の関わりの中で応用が利くということはもっと大切なことかもしれない。だいたいではあるが,そういう頭の回転が効くヤツは,テストで点数をとるヤツが多い。
 さあて,一本とられないように心して教室に行かねばならなくなってきた。パワーアップして,あたふたさせてやる!! 中学一年生を相手にしてムキになってるヨネダって,案外好きだ(笑)。
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【8日:水】
 きょうの日記を更新した動機はたいへん不純である。今月の日記更新は4回目,きょうは8日。そう,きょう書かないと半分以下になってしまうからだ。これで明日は更新しなくてもよい(私自身を納得させることができるだけ)ということになる(情けない!!)。
 更新していて思い出した。むかーーしのこと。小学校三年生の頃だったかなあ,担任の先生が,日記を毎日出してくれる人・・・とか言って名表を掲示板に貼り付けられた。始めのころはきちんと書いてそれなりのページが出来上がって出していて,「○」の数が増えていったんだけれど(他の人も○がたくさん続いていた),次第に脱落者が出始めた。私も始めのうちは真面目に悩みながら書いて出していたんだけれど,そのうち文字の数が減っていき,もっとも強く記憶に残っている日記は,『ぼくは食いしんぼうです。』という十文字ほどの日記。今思い出すと目から火が飛び出そうなくらい恥ずかしいけれど,それでも「○」をいただいたことだけは覚えている。その結末がどうなったかは記憶に残っていないため,紹介できないのが残念・・・・変なところで意地っ張りなところ,目立ちたがり屋のところがあったみたいだ。(今も同じじゃあないか,という人がいるかもなあ)懐かしい思い出だ。
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【7日:火】
 ここのところ自分自身の「風邪ネタ」で自暴自棄に陥ったような内容が多かったけれど,ようやく底から這い上がり始めた感じがしてきた。きょうも朝からだるくて午後から早退して帰ろうと思ったんだけれど,きょう中にしなければならないことがあって,無責任なヨネダには珍しく,そのことのために仕事をしていた。生徒が下校して仕事をしていると,「あれ?少し回復してる?」と感じ始めて・・・調子に乗らないようにだけ気をつけて過ごさねばと思っているけど。馬鹿でかい声もこの一週間ほどは出せないでいるんだけれど,「もう少しの我慢!」と自分を戒めながら過ごしてるのは滑稽でもある(笑)。[この頃「笑い」と書かなくなってきた。カミさんにバカにされたので気をつけている(笑!)]
 給食が終わって「ごちそうさま」をした後,しばらく教卓のところに座ったままでいることがある。するとむさ苦しい男どもが集まってきて何やかやと話をしてくる。「おまえらなんか寄ってくるな。どっか行け!」と言うんだけれど,余計にニヤニヤしながら寄ってくるからたまらない。きょうは「俺ってメッチャ言葉が汚いけど,これを文字にして紙に書いたら,何とヒドイことを言う教師やねん!と思われるやろうなあ」と話すと,「そうやそうや,ヒドイ教師やーー」なんて言うから,腹が立つ!(笑)
 もっと若い時は,生徒が何を言おうとズカズカ土足で押し入っていって,自分のペースを押しつけていたけれど,この頃は歳のせいか,副担任という立場のせいか,ちょっと柔らかく丸くなった感じかな?(自分で言うことだからあてにはならないけど) だから今の生徒諸君は恵まれてる??
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【5日:日】
 かなり身体がしんどい。これまでの経験から,どうしても休むことができない時に体調が最悪になることが多いから・・・まあこんなものだろうか。ふだんからいい加減なことばかり考えてるから,いざという時に困ってしまう事態になってしまうんだよなあ。これも「ヨネダらしさ」かもしれないけど・・・ちょっと考えてしまう。体調が悪いとどうしてもいけない方向に考えてしまうからなあ。 反省!! 明日は・・・休めない!
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【4日:土】
 久しぶりの日記更新だ。期末考査の作問や採点,体調不良からくるやる気の消耗などで遠ざかっていた。きょうはあまりにしんどくて早く帰宅。ぐっすりと寝たらずいぶん回復してきた感じだ。4〜5日前から声の出方がおかしかったし,考査中の机間巡視をしてる時に「あれ??」と思ってたんだけど,今朝はふとんから出ることができず,「やっぱり変だぞ??」と感じた次第。歳なんだからいつまでも若いと思っていちゃあいけないということを痛感させられた(笑)。新しい「12月のページ」を作ることができるほど回復したということかな? でも夕方は本当に大変だった・・・晩飯を食べて,薬を飲んで,やっと元気が戻ってきたくらいだから・・・
 本当はカミさんが合唱団の本番だったので聞きに行くつもりだったんだけど・・・申し訳ないことをしてしまった・・・でも途中でしんどくなって動けなくなるよりは良かったのかもしれない(笑)
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