今年もやってきた「こどもおぢばがえり」。梅雨も「おぢばがえり」が始まる直前に明けて，夏本番を迎えた「おぢば」に子どもたちの歓声が響いていた。

　「今年は『少年会の歌』を演奏してください」と少年会から話があった。昨年まで演奏してきた曲は，六年前に三年間，パレードの先頭を歩かせてもらうようになった時に作曲されたオリジナル曲だったんだけど，六年間演奏を続けると「天中の曲」という風になってきていた。そこからの脱却はちょっと時間がかかったけれど，『少年会本会旗』の後ろ（真柱様おでましの時は真柱様のすぐ後ろ）から「少年会の歌」を天理中学校吹奏楽部が演奏することって，実は，理にかなった素晴らしいことだと考えられるようになった。常により良いパレードを演出するにはどうしたらいいか。。。。それを考えられる少年会の方々のお考えには脱帽だった。前の「オリジナル曲」に比べれば比較的易しいアレンジでたすかった。また，ドラムパートはマーチングバンド的に格好良くしてくださいとお願いして，難しいけれどとても良いアレンジに仕上がっていた。

　今年の奈良県吹奏楽コンクールの中学校Ａ組が８月３〜４日に実施されることはかなり前から発表されていた。そして六月末に順番抽選。なんと本校は初日３日の一番というくじを引いた。演奏は十時半から。

　例年なら「おぢばがえり」期間中は１１時ごろに集合して活動が始まっていたんだけれど，今年は本番の時間に合わせて，連日九時集合で活動を始めた。生徒たちの身体のことが心配だったけれど，「おぢばパワー」のおかげだろうか，「パレード」もほとんど欠席者がなく，コンクール練習も何とか順調に進んでいった。
　昨年は「おぢばがえり」期間中，毎日ホームページの更新をして，日報のような感じだったけれど，今年はそうした理由から，私自身にその余裕がなく，一昨年までと同様，「おぢばがえり」が終わってから作業を始めた。

　レイアウトだとか構成などを考える余裕もないので，日ごとに撮った写真を並べて，今年の「おぢががえり」のページとしたい。期待していた人たちには申し訳ないけれど，それで勘弁してくださいな。